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西・東日本はこの一週間で続々と開花 桜前線は東北へ

さくらプロジェクト 第五回つぼみ調査

2023/03/28 09:26 ウェザーニュース

3月24日(金)~3月26日(日)にかけて、第五回目のつぼみ調査を実施しました。

全国から届いた2596通のつぼみ報告が、より高い精度の桜の開花日予想に役立てられています。ご参加ありがとうございました。

※調査期間
前回(4回目) 2023年3月17日(金)〜3月19日(日)
今回(5回目) 2023年3月24日(金)〜3月26日(日)

北陸や東北では昨年より速いペースで生長

▼「先がピンクに」以降の割合
    今回  前回  昨年(3/25〜3/27)
北海道   0%   0%   0%
東北  45%   4%   4%
甲信  66% 25% 24%
北陸  83% 19% 19%
関東  75% 68% 82%
東海  76% 52% 80%
近畿  85% 44% 77%
中国  75% 35% 81%
四国  79% 39% 89%
九州  74% 43% 90%

この1週間は周期的に天気が変わりました。晴れた日は気温が高く、暑さを感じる日もありました。西日本や東日本からは多くの開花の報告が届き、「先がピンクに」以降のつぼみの割合が増えそろそろ開花を迎えるつぼみも増えていることが分かりました。

東北では「先がピンクに」以降の割合が半数近くまで増えました。北海道では「先が黄色に」以上の報告が届き始め、つぼみの生長が始まっているようです。

27日(月)までに仙台や新潟で観測史上最も早く桜が開花しています。つぼみ調査の結果を見ても、去年と比較して東北、甲信、北陸でつぼみの生長が早まっていることがわかります。今年の桜前線は速いペースで北上しているようです。

今後の予想

この先は北日本を中心に平年より気温が高くなる日が多い予想で、桜の開花が平年より早まる予想です。東北北部や長野でもそろそろ開花を迎えるところが多くなりそうです。

開花に向けての変化をみなさまから多くいただくことで、最新の開花予想をより正確にお届けすることができます。多くの方が開花の瞬間を見逃さないように、たくさんのご報告、お待ちしております。
(桜予報担当:有岡)

つぼみ調査の様子(一例)

福岡県糟屋郡 3月25日(土)
「開花宣言👏🙆‍♂️
本日AM10時頃。
マイ桜周りの桜の木は枝に花が目立ち始めましたが、満開までは後2.3日かな?」
福岡県北九州市 3月26日(日)
「定点観測の桜、これは開花と言って良いですよね?雨上がりの公園ではウグイスも鳴いて、まさに春という感じです。」
石川県羽咋市 3月25日(土)
「もうくるでしょ、明日!どうよ!
ポチっとな」
福島県田村郡 3月26日(日)
「ソメイヨシノのつぼみも、日毎に、大きくなっています。暖かくなったら、一気に咲きそうです。」
宮城県白石市 3月25日(土)
「今日は雨上がり翌日で、晴天に恵まれました☀️
一気に進んで、もうマイ桜咲きそうです🌸
明日かな?😊」
新潟県阿賀野市 3月25日(土)
「だいぶピンクが目立ってきましたねー🌸」

一本の桜とともに特別な春を…♪

ウェザーニュースでは、つぼみから葉桜まで見守るさくらプロジェクトを毎年行っており、今年で20年目。全国の参加者と一緒に桜の開花前線を追いかけて、桜開花予想に役立てています。

あなたも近所や通勤通学路でふと目にとまる1本のお気に入りの桜を決めて、桜とともに特別な春を過ごしてみませんか?



写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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