太陽高度が一定の高さの時に見られる
上空の高い所に薄雲を構成する氷の粒が、太陽の光を屈折させることで、様々な光学現象が現れます。
最も見られやすいのが「ハロ」で、暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、太陽の周りにボンヤリと見える円形のリング状の明るい部分のことを指します。
奄美大島で見られた現象は「ハロ」とは違い楕円形です。これは「外接ハロ」で、太陽をはさんだ上下に横長の弧として現れる「タンジェントアーク」と同じものです。タンジェントアークは太陽高度によって形を変え、高度55度に達すると上部と下部がつながって楕円形となり、「外接ハロ」と呼ばれるようになります。
奄美大島は低気圧や前線の接近に伴い、この後は雲が増えてきます。今日、現れた外接ハロは天気下り坂の前兆となりそうです。
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最も見られやすいのが「ハロ」で、暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、太陽の周りにボンヤリと見える円形のリング状の明るい部分のことを指します。
奄美大島で見られた現象は「ハロ」とは違い楕円形です。これは「外接ハロ」で、太陽をはさんだ上下に横長の弧として現れる「タンジェントアーク」と同じものです。タンジェントアークは太陽高度によって形を変え、高度55度に達すると上部と下部がつながって楕円形となり、「外接ハロ」と呼ばれるようになります。
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