国内:北海道・日高地方で最大震度4の地震
11日(土)5時12分頃、北海道・日高地方東部を震源とするマグニチュード4.8、深さ約60kmと推定される地震が発生しました。この地震で北海道浦河町で最大震度4、北海道から東北北部で震度1〜2を観測しています。
地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。日高地方東部を震源とする震度4以上の地震は昨年3月以来、約1年ぶりです。
日高地方は知られている活断層はなく、陸域の地震も沈み込む太平洋プレートに関連するものが多くなっています。1931年には今回の震源の近くでマグニチュード6.8の強い地震が起きた記録があります。
地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。日高地方東部を震源とする震度4以上の地震は昨年3月以来、約1年ぶりです。
日高地方は知られている活断層はなく、陸域の地震も沈み込む太平洋プレートに関連するものが多くなっています。1931年には今回の震源の近くでマグニチュード6.8の強い地震が起きた記録があります。
国内:北海道の地震の1分後に関東で震度3
北海道の地震から1分後の11日(土)5時13分頃、千葉県北西部を震源とするマグニチュード4.2、深さ約70kmと推定される地震が発生しました。この地震で東京都中央区で最大震度3、関東のほぼ全域で震度1〜2を観測しています。
地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、横ずれ成分を含んでいると解析されています。千葉県北西部を震源とする震度3以上の地震は、昨年12月以来、3か月ぶりです。
千葉県北西部の深さ70km付近は地震が多く、最近では2021年にマグニチュード5.9、最大震度5強を観測する地震が発生。マグニチュード6以上の地震も度々起きています。
違う場所で立て続けに震度3以上の地震が起きることは時々あり、昨年10月10日には十勝沖の23分後に宮城県沖でも発生。2020年2月12日には胆振地方中東部の地震から1分経たずに福島県沖でも発生しました。
地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、横ずれ成分を含んでいると解析されています。千葉県北西部を震源とする震度3以上の地震は、昨年12月以来、3か月ぶりです。
千葉県北西部の深さ70km付近は地震が多く、最近では2021年にマグニチュード5.9、最大震度5強を観測する地震が発生。マグニチュード6以上の地震も度々起きています。
違う場所で立て続けに震度3以上の地震が起きることは時々あり、昨年10月10日には十勝沖の23分後に宮城県沖でも発生。2020年2月12日には胆振地方中東部の地震から1分経たずに福島県沖でも発生しました。
世界:フィリピン・ミンダナオ島でM6.0
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しました。最も大きな地震はフィリピンとパプアニューギニアでそれぞれ発生したマグニチュード6.0です。
日本時間の7日(火)の午後、フィリピン・ミンダナオ島を震源とするマグニチュード6.0、深さ約39kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
陸域の地震だったため、震央周辺では改正メルカリ震度階級でVI、日本の震度階級では震度4に相当する揺れがあったとみられます。揺れ自体がそれほど大きくなかったことや、震央が山間部だったことで、目立った被害は出ていない模様です。
フィリピン海プレートが沈み込んでいる影響で、ミンダナオ島の東部ではしばしがマグニチュード6クラスの地震が起きています。2001年には沖合の近い所でマグニチュード7.5の地震が発生しました。
日本時間の7日(火)の午後、フィリピン・ミンダナオ島を震源とするマグニチュード6.0、深さ約39kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
陸域の地震だったため、震央周辺では改正メルカリ震度階級でVI、日本の震度階級では震度4に相当する揺れがあったとみられます。揺れ自体がそれほど大きくなかったことや、震央が山間部だったことで、目立った被害は出ていない模様です。
フィリピン海プレートが沈み込んでいる影響で、ミンダナオ島の東部ではしばしがマグニチュード6クラスの地震が起きています。2001年には沖合の近い所でマグニチュード7.5の地震が発生しました。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。