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一部で桜のつぼみの「先が緑に」 今後は生長が一気に加速

さくらプロジェクト 第2回つぼみ調査

2023/03/06 13:13 ウェザーニュース

3月3日(金)~3月5日(日)にかけて、第二回目のつぼみ調査を実施しました。

全国から届いた7386通のつぼみ報告が、より高い精度の桜の開花日予想に役立てられます。ご参加ありがとうございました。

※調査期間
前回(1回目) 2023年2月24日(金)〜2月26日(日)
今回(2回目) 2023年3月3日(金)〜3月5日(日)

東日本や西日本で生長が加速

■前回との比較
▼「先が黄色に」以上の割合
    今回 前回
北海道 3%  0%
東北  15%  6%
甲信  18%  2%
北陸  25%  4%
関東  32%  9%
東海  28%  8%
近畿  25%  8%
中国  27% 13%
四国  29% 11%
九州  31% 12%

「小さく硬い」つぼみが多くを占める中、西日本や東日本では「先が黄色に」「先が緑に」となっているつぼみも現れ始めました。つぼみの生長は概ね予想通りに進み、前回の調査時よりも開花に向けて前進していることがわかります。

先週は最高気温が20℃近くまで上がる日があるなど、暖かさの目立つ一週間となりました。この暖かさによって、桜のつぼみは順調に生長している模様です。

今後の予想

今後、桜の生長には開花前の気温が重要になってきます。今週は全国的に気温が平年よりも高くなります。西日本や東日本では最高気温が20℃以上になるところが多く、4月中旬から下旬並みの暖かさが続きます。仙台や新潟など一部の地域では5月の大型連休の頃のような気温となる予想です。

この暖かさでつぼみの生長が一気に加速する見込みです。日々の桜のつぼみの変化が大きくなるので、つぼみの様子をこまめにチェックするのが良さそうです。
(桜予報担当:有岡)

つぼみ調査の様子(一例)

大阪府豊中市 3月3日(金)
「良いお天気です。」
京都府京都市北区 3月4日(土)
「こんばんは 少し、おおきくなったかな?」
福岡県福岡市城南区 3月4日(土)
「まだ蕾の先は黄色ですが、暖かくなって変化が出てきそうな。」
東京都足立区 3月4日(土)
「暖かな週末。蕾の成長もここから一気に進みそう。注視せねば。」
静岡県三島市 3月5日(日)
「接写で拡大してみると、蕾の先が黄色くなり始めているようにも見えます。」
愛知県名古屋市緑区 3月3日(金)
「今日は暖かく、穏やかな日射しで散歩をしていて、とても気持ちが良かったです。」
福島県郡山市 3月3日(金)
「つぼみが少し膨らんだかなぁ?」

一本の桜とともに特別な春を…♪

ウェザーニュースでは、つぼみから葉桜まで見守るさくらプロジェクトを毎年行っており、今年で20年目。全国の参加者と一緒に桜の開花前線を追いかけて、桜開花予想に役立てています。

あなたも近所や通勤通学路でふと目にとまる1本のお気に入りの桜を決めて、桜とともに特別な春を過ごしてみませんか?



写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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