ひと冬に日最低気温−30℃を5回観測したのは1985年以来
この冬、陸別では昨日までに日最低気温が−30℃以下となった日が4回あり、今日で5回目になりました。この冬の最低気温は1月30日に観測した−30.7℃です。なお、陸別で−30℃以下の気温を観測したのは2019〜2020年の冬以来で3年ぶりでした。
気象庁では「日最低気温が−30℃以下」という統計項目を設けていませんが、ウェザーニュースで調べたところ、ひと冬に5回観測するのは1984〜1985年の冬以来で、1977〜1978年に観測が始まってからは2番目タイの回数となります。一番多かったのは1977〜1978年の冬で、10回観測していました。
陸別は全国の中でも屈指の「寒い町」として知られていますが、ここまで頻繁に−30℃を観測するのは久々です。これは、昨年行われたアメダスの移設も関係しているかもしれません。
気象庁では2022年9月27日に陸別の観測地点を1キロあまり離れた場所へ移設していて、今回が移転後初めての冬となっていました。標高等に大きな変化はないものの、放射冷却による冷え込みは微弱な風などにも左右されるため、低い気温が観測されやすくなったことも考えられます。
道内の他の地点では、この冬−30℃を観測した日数は1984〜1985年の冬よりも大幅に減っているところがほとんどでした。今年の冬が特別寒かったというよりは、陸別の観測環境の変化がもたらした記録かもしれません。
気象庁では「日最低気温が−30℃以下」という統計項目を設けていませんが、ウェザーニュースで調べたところ、ひと冬に5回観測するのは1984〜1985年の冬以来で、1977〜1978年に観測が始まってからは2番目タイの回数となります。一番多かったのは1977〜1978年の冬で、10回観測していました。
陸別は全国の中でも屈指の「寒い町」として知られていますが、ここまで頻繁に−30℃を観測するのは久々です。これは、昨年行われたアメダスの移設も関係しているかもしれません。
気象庁では2022年9月27日に陸別の観測地点を1キロあまり離れた場所へ移設していて、今回が移転後初めての冬となっていました。標高等に大きな変化はないものの、放射冷却による冷え込みは微弱な風などにも左右されるため、低い気温が観測されやすくなったことも考えられます。
道内の他の地点では、この冬−30℃を観測した日数は1984〜1985年の冬よりも大幅に減っているところがほとんどでした。今年の冬が特別寒かったというよりは、陸別の観測環境の変化がもたらした記録かもしれません。
真冬日 でも日較差も大きく
−30℃の冷え込みとなった陸別をはじめ、道内の広範囲で最高気温が0℃未満の真冬日になる予想です。さっぽろ雪まつりが終わってもまだ厳しい寒さが続きます。
陸別の予想最高気温は−3℃で、朝と昼の気温差(日較差)は25℃以上となりそうです。この気温差にもご注意下さい。
» アプリ ピンポイント週間天気予報» ピンポイント週間天気予報
陸別の予想最高気温は−3℃で、朝と昼の気温差(日較差)は25℃以上となりそうです。この気温差にもご注意下さい。
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