国内:福島県沖でM5.1 昨年、一昨年はM7クラスが発生
25日(水)10時01分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード5.1、深さは55kmと推定される地震が発生しました。この地震で福島県相馬市と浪江町、宮城県石巻市で最大震度4、福島県と宮城県の広い範囲で震度3を観測しています。
福島県沖を震源とする震度4以上の地震が発生するのは、昨年10月21日の地震(最大震度5弱)以来、約3か月ぶりです。地震のメカニズムは北東ー南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
福島県沖ではここ数年、大きな地震が相次いでいます。一昨年2021年2月13日にはマグニチュード7.3、昨年2022年3月16日にはマグニチュード7.4の地震が起きて、いずれも最大震度6強の強い揺れを観測しました。
今年も同様の地震が起きるかどうかはわかりませんが、2年続けて近い時期に発生したことは事実ですので、改めて地震対策などを確認しておくと良いかもしれません。
福島県沖を震源とする震度4以上の地震が発生するのは、昨年10月21日の地震(最大震度5弱)以来、約3か月ぶりです。地震のメカニズムは北東ー南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
福島県沖ではここ数年、大きな地震が相次いでいます。一昨年2021年2月13日にはマグニチュード7.3、昨年2022年3月16日にはマグニチュード7.4の地震が起きて、いずれも最大震度6強の強い揺れを観測しました。
今年も同様の地震が起きるかどうかはわかりませんが、2年続けて近い時期に発生したことは事実ですので、改めて地震対策などを確認しておくと良いかもしれません。
世界:南米・アルゼンチンで再び深発地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しました。最も大きな地震は南米・アルゼンチンで発生したマグチュード6.4です。
日本時間の25日(水)未明、アルゼンチン北部を震源とするマグニチュード6.4、深さ約596kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは東北東ー西南西方向に張力軸を持つ正断層型と解析されています。
4日前の21日(土)にもほぼ同じ震源でマグニチュード6.8の地震が起きました。メカニズムも似通っていることから、一連の活動の可能性があります。
南米大陸はナスカプレートが南アメリカプレートに沈み込んでおり、チリなど太平洋沿岸では浅い所で巨大地震がしばしば発生している領域です。海から離れるほど震源は深くなり、今回の震源に近いアルゼンチン北部では深さ500~600kmあたりで地震が起きています。
日本時間の25日(水)未明、アルゼンチン北部を震源とするマグニチュード6.4、深さ約596kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは東北東ー西南西方向に張力軸を持つ正断層型と解析されています。
4日前の21日(土)にもほぼ同じ震源でマグニチュード6.8の地震が起きました。メカニズムも似通っていることから、一連の活動の可能性があります。
南米大陸はナスカプレートが南アメリカプレートに沈み込んでおり、チリなど太平洋沿岸では浅い所で巨大地震がしばしば発生している領域です。海から離れるほど震源は深くなり、今回の震源に近いアルゼンチン北部では深さ500~600kmあたりで地震が起きています。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。