ブロッコリーは“花菜類”の野菜
ふだん私たちが食べているブロッコリーのツブツブした部分はどこにあたるのでしょうか?
「ブロッコリーの頭頂部はつぼみ(蕾)です。ブロッコリーはアブラナ科なので、可食部であるつぼみが咲くと菜の花のような花になります。
ブロッコリーのように花の茎やつぼみ、花そのものを食べる野菜を“花菜類”(かさいるい)と呼びます。花菜類には他に、カリフラワー、菜の花、フキノトウ、ミョウガ、花ニラなどがあります。
花菜類は全般的にビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれていますが、中でもブロッコリーは特にカロテンが豊富です」(吉田さん)
「ブロッコリーの頭頂部はつぼみ(蕾)です。ブロッコリーはアブラナ科なので、可食部であるつぼみが咲くと菜の花のような花になります。
ブロッコリーのように花の茎やつぼみ、花そのものを食べる野菜を“花菜類”(かさいるい)と呼びます。花菜類には他に、カリフラワー、菜の花、フキノトウ、ミョウガ、花ニラなどがあります。
花菜類は全般的にビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれていますが、中でもブロッコリーは特にカロテンが豊富です」(吉田さん)
茎や芯にも豊富な栄養
ブロッコリーはつぼみ以外に茎や芯も美味しく食べられ、多くの栄養が詰まっているそうです。
「つぼみばかりでなく、茎や芯も栄養豊富です。ビタミンCやカロテンが含まれている上に、食物繊維がたっぷり含まれています。
つぼみについている茎は食べる方が多い一方で、芯の太い茎は捨てる方が少なくないようですが、太い茎も食べられるので、捨てずに使うことをおすすめします。
茎の根元に近い皮はかたいので、ピーラーや包丁などでむきましょう。茹でたり、そのまま炒めると甘くてシャキシャキして、とても美味しいので、ぜひ試してみてください」(吉田さん)
「つぼみばかりでなく、茎や芯も栄養豊富です。ビタミンCやカロテンが含まれている上に、食物繊維がたっぷり含まれています。
つぼみについている茎は食べる方が多い一方で、芯の太い茎は捨てる方が少なくないようですが、太い茎も食べられるので、捨てずに使うことをおすすめします。
茎の根元に近い皮はかたいので、ピーラーや包丁などでむきましょう。茹でたり、そのまま炒めると甘くてシャキシャキして、とても美味しいので、ぜひ試してみてください」(吉田さん)
紫色のブロッコリーを見たらチャンス?
今の時季だけは、つぼみの色で美味しいものがわかることがあるそうです。
「ブロッコリーは厳寒期、ポリフェノールの一種、アントシアニンをつくり出して身を守ろうとします。これが表に出て、紫色っぽく見えます。こういうブロッコリーは寒さに耐えて甘みが増し、さらにアントシアニンが摂れるのでおすすめなのです。
黒ずんで見えることもあるので、種類が違うか、傷んでいるのでは、と思うかもしれませんが、アントシアニンをたっぷりため込んだ証拠です。この時季こそ紫色がかったものを選ぶことをおすすめします」(吉田さん)
茹でる時は、水に対して2%の塩を入れた熱湯で茹で上げ、冷水にさらさずに水気を切って冷ますようにすると、水っぽくならずに美味しく出来上がるそうです。
芯まで美味しくいただいて、厳寒期の体調管理に役立てましょう。
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「ブロッコリーは厳寒期、ポリフェノールの一種、アントシアニンをつくり出して身を守ろうとします。これが表に出て、紫色っぽく見えます。こういうブロッコリーは寒さに耐えて甘みが増し、さらにアントシアニンが摂れるのでおすすめなのです。
黒ずんで見えることもあるので、種類が違うか、傷んでいるのでは、と思うかもしれませんが、アントシアニンをたっぷりため込んだ証拠です。この時季こそ紫色がかったものを選ぶことをおすすめします」(吉田さん)
茹でる時は、水に対して2%の塩を入れた熱湯で茹で上げ、冷水にさらさずに水気を切って冷ますようにすると、水っぽくならずに美味しく出来上がるそうです。
芯まで美味しくいただいて、厳寒期の体調管理に役立てましょう。
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