東京で初雪を観測 都心で積雪の心配なし 茨城や千葉は路面凍結注意
2023/01/24 20:49 ウェザーニュース
今日1月24日(火)、気象庁は東京都心(港区虎ノ門)で初雪を観測したと発表しました。平年より21日遅く、昨季より29日遅い初雪観測です。
関東では茨城県内を中心に雪が積もっていて、夜遅くにかけて一部で雪が降る予想となっています。都心周辺で雪が強まることはなく、積雪の心配はない見通しです。雪や雨が降った地域では路面凍結などに注意してください。
また、静岡でも平年より18日遅く、昨季より24日遅い、銚子(千葉県)でも平年より19日遅く、昨季より22日遅い初雪を観測しています。
午後は気温が一気に低下 1℃台に
都心周辺から雪やあられの報告が寄せられている
上空の強い寒気が流れ込み始めたため、昼過ぎに最高気温11.8 ℃まで上がった気温は一気に低下し、20時には1℃台まで低下しています。昼間晴れていた影響で湿度も40%前後と低く、降水があれば雨ではなく雪やみぞれになる気象条件となっていました。なお、みぞれの場合も初雪として記録されます。
気温は朝にかけてさらに低下し、各地で最低気温が0℃未満の冬日となる予報です。積雪とならない場合にも濡れた路面が凍結することも考えられるため、車の運転時はスリップ事故に注意し、歩行時も転倒に注意してください。
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寒気の流れ込みは2日(木)午前まで続く
西日本の上空には、高度1500mで−6℃の寒気が流れ込んでいます。降水があれば平地でも雪になる目安といわれる強さの寒気です。
この寒気の流れ込みは、西日本では今日2日(木)午前にかけて続く見込みで、山沿いを中心に断続的に雪が降る可能性があります。山地では路面の積雪や凍結のおそれがあるため、車の運転はスリップに注意し、転倒等にお気を付けください。
上空の強い寒気が流れ込み始めたため、昼過ぎに最高気温11.8 ℃まで上がった気温は一気に低下し、20時には1℃台まで低下しています。昼間晴れていた影響で湿度も40%前後と低く、降水があれば雨ではなく雪やみぞれになる気象条件となっていました。なお、みぞれの場合も初雪として記録されます。