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全国各地で大雪に 高速道路・鉄道・飛行機への影響予測(22日更新)

2023/01/22 16:32 ウェザーニュース

今週は近年にないレベルの寒波が南下し、北日本や北陸だけでなく、西日本でも雪雲が発達しやすくなる見通しです。

普段はほとんど雪の積もらない地域でも積雪し、高速道路の通行止めや鉄道の運転見合わせ、飛行機の遅延などの交通障害のおそれもあります。
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<高速道路>北日本や北陸、西日本は通行止めの可能性大

23日(月)夜は北海道の広い範囲で、雪によって高速道路が通行止めとなる可能性があります。

寒気のピークとなる24日(火)夜から25日(水)にかけては、北海道や東北、北陸や山陰など日本海側だけでなく、九州南部や四国、近畿や東海など太平洋側の平野部でも雪雲が流れ込むため、広い範囲で雪による通行止めが発生する可能性があります。車の立往生などが発生する可能性もありますので、運転の際は十分に警戒をしてください。

また、レインボーブリッジやアクアライン、本州四国連絡道路や関空連絡橋などの橋梁部は強風による速度規制などの可能性があります。

26日(木)は冬型の気圧配置が続くため、北海道や東北、北陸の高速道路では引き続き雪による通行止めの可能性があります。また、太平洋側の各高速道路では除雪作業に時間がかかり、26日(木)まで影響が残るおそれもあります。

車で移動を予定している方は、こまめに最新情報を確認してください。
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<鉄道>広範囲で遅延や運転見合わせの可能性

新幹線への影響予測
<新幹線の影響予測>
23日(月)までは大きな影響はない予想です。

24日(火)は夜ほど各地の新幹線で遅延が発生し、東海道新幹線や山陽新幹線は一部区間で運転見合わせの可能性があります。

25日(水)以降も各地の新幹線で雪や風の影響で遅延が発生しやすく、山形新幹線や秋田新幹線、東海道新幹線、山陽新幹線は一部区間で運転見合わせの可能性があるため注意してください。
在来線への影響予測
<在来線の影響予測>
23日(月)は雪の影響で、北海道の路線で遅延や一部運転見合わせの可能性があります。

寒気のピークとなる24日(火)から25日(水)にかけては、北海道や東北、北陸など日本海側だけでなく、西日本の各路線で雪による運転見合わせのおそれがあります。また、関東では沿岸路線を中心に強風による遅延や一部運転見合わせの可能性があるため注意してください。

26日(水)以降も北海道や東北、北陸の路線では雪や風の影響が継続し、運転見合わせの可能性があります。

新幹線や在来線を使って移動を予定されている場合は、各鉄道会社のホームページなどで最新の運行情報を確認するようにしてください。
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<飛行機>北日本・北陸中心に欠航のおそれ

飛行機への影響予測
23日(月)は北日本の一部の飛行機で遅延が発生する可能性があります。

寒気のピークとなる24日(火)から25日(水)は、北海道から九州の各空港で飛行機の運行への影響が懸念されます。遅延または条件付き運航、欠航のおそれがあるため、十分に注意してください。

26日(水)以降は北海道や東北、北陸で雪や風の影響が継続し、遅延または条件付き運航、欠航の可能性があります。ご利用の際は最新の情報をご確認ください。
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