名古屋で10cmの降雪 気象台が臨時の「大雪に関する気象情報」発表
2022/12/24 08:30 ウェザーニュース
愛知県では短時間に積雪が急増し、大雪となっています。
名古屋地方気象台は、8時11分に臨時の「大雪に関する気象情報」を発表しました。名古屋市千種区の名古屋地方気象台では24日(土)8時までの2時間で10cmの降雪を観測していて、大雪警報が発表されています。
愛知県の平地では昼前にかけて、積雪や路面の凍結による車両のスリップや歩行者の転倒、車両の立ち往生など交通障害に警戒してください。
※愛知県は「顕著な大雪に関する気象情報」の対象外地域
「顕著な大雪に関する気象情報」とは
顕著な大雪に関する気象情報とは、「短時間の大雪に対して一層の警戒を呼びかける情報」ともいわれ、短時間に顕著な降雪が観測され、その後も強い降雪が続くと見込まれる場合に、一層の警戒を呼びかけるために提供される情報です。東北から山陰にかけての主に日本海側の地域を受け持つ気象台から発表されます。
情報が発表された地域の周辺では、短時間に顕著な降雪によって深刻な交通障害の発生するおそれが切迫しているため、業務上必要な場合であっても、タイミングや通行ルートの変更などを積極的に行うようにしてください。
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初雪が大雪に 車両滞留にも注意
名古屋では本日、初雪が観測されました。平年より2日遅く、昨季より7日遅い観測です。
今シーズン初の雪のため、タイヤ交換を済ませていない車両などによるスリップ事故や立ち往生等が懸念されます。スタッドレスタイヤを装着していても油断せず、不要な外出は控えたほうが賢明です。
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立ち往生は登り坂区間で発生しやすい現象です。一台が坂の途中で進めなくなって停止してしまうと、後続車もに減速・停止して発進出来なくなる車両が出始め、渋滞が発生します。渋滞にはまったドライバーは迂回や引き返しを選択する人もいますが、状況がわからないと周囲に同調してそのまま様子をみる人のほうが多く、しばらく停車し続ける車両が続出します。
このように、渋滞でしばらく様子をみるつもりであったり、渋滞なら仕方ないと待機をしているうちに、引き返すことの出来ない状況になって大規模な車両滞留に発展してしまうパターンが多いといわれます。
立ち往生してしまったドライバーの中には、自分が立ち往生に遭遇するとは思ってもみなかったという方もいます。同様に「前回大丈夫だったから今回も大丈夫」が通用しないこともあります。過信せず、知識を得て、都度適切な情報を入手し、そしてやむを得ない事情がない限りは無理をしないことが大切です。