冬の風物詩ともいえるみかんは、この時期になると購入する機会も増えますが、上手に保存すれば傷みやカビを防いで最後までおいしく食べられるそうです。詳しい話を千葉県船橋市の青果店、大吉青果の大久保沙英子さんに伺いました。
みかんは比較的長持ちする果物
「みかんが出回るのは気温の低い冬の時季なので、保存法に気をつければ常温なら1~2週間、冷蔵なら2~4週間、最後までカビさせずに食べ切ることができます。
それにはまず買ってきた状態のままにしない、というのが最大のポイントです」(大久保さん)
それにはまず買ってきた状態のままにしない、というのが最大のポイントです」(大久保さん)
みかんは収穫後も呼吸している
買ってきたら箱や袋のままにしている人も少なくないようですが、保存環境としては適していないといいます。
「みかんは他の果物と同様、収穫後も呼吸しているので箱や袋の中に湿気がこもっていることが少なくありません。そこで、まず箱や袋からいったん全部出して、箱はフタを全開にしてよく乾かしましょう。
次に、出したみかんを選別します。傷んで柔らかくなっているところはないかなどをチェックします。傷みからカビが発生するので注意しましょう。
もし少しでも傷んでいるものを見つけたら、取り分けてから先に食べてください。もし傷みが激しいようであれば、傷んでいる部分を包丁などで切って取り除きましょう」(大久保さん)
「みかんは他の果物と同様、収穫後も呼吸しているので箱や袋の中に湿気がこもっていることが少なくありません。そこで、まず箱や袋からいったん全部出して、箱はフタを全開にしてよく乾かしましょう。
次に、出したみかんを選別します。傷んで柔らかくなっているところはないかなどをチェックします。傷みからカビが発生するので注意しましょう。
もし少しでも傷んでいるものを見つけたら、取り分けてから先に食べてください。もし傷みが激しいようであれば、傷んでいる部分を包丁などで切って取り除きましょう」(大久保さん)
みかんはヘタを下にして保存
ヘタを上向きにするか、下向きにするかによって、保存状態も変わるといいます。
「みかんは、ヘタとその周りが一番固い部分です。そこでヘタを下にして保存します。こうすると果肉に負担がかからず傷みにくいのです。
箱の場合、一度取り出したみかんはヘタを下にして入れ直しましょう。少し手間はかかりますが、みかんを並べるときに新聞紙を挟めばより長く美味しい状態を保つことができます。『新聞紙→みかん(ヘタ下向き)→新聞紙→みかん(ヘタ下向き)』と積み重ねるのです。袋の場合も同様で、袋から出してヘタを下にしてカゴなどに並べましょう。
みかんは冷蔵庫に入れて冷やし過ぎてしまうと酸味が増すので、陽が当たらない、風通しの良い涼しい所に置きます。冬は部屋を暖かくしていることも多いので、部屋の外で保存するのがおすすめです」(大久保さん)
みかんはビタミンCが不足しがちな冬場には最適の果物です。上手に保存しておいしくいただきましょう。
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「みかんは、ヘタとその周りが一番固い部分です。そこでヘタを下にして保存します。こうすると果肉に負担がかからず傷みにくいのです。
箱の場合、一度取り出したみかんはヘタを下にして入れ直しましょう。少し手間はかかりますが、みかんを並べるときに新聞紙を挟めばより長く美味しい状態を保つことができます。『新聞紙→みかん(ヘタ下向き)→新聞紙→みかん(ヘタ下向き)』と積み重ねるのです。袋の場合も同様で、袋から出してヘタを下にしてカゴなどに並べましょう。
みかんは冷蔵庫に入れて冷やし過ぎてしまうと酸味が増すので、陽が当たらない、風通しの良い涼しい所に置きます。冬は部屋を暖かくしていることも多いので、部屋の外で保存するのがおすすめです」(大久保さん)
みかんはビタミンCが不足しがちな冬場には最適の果物です。上手に保存しておいしくいただきましょう。
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