パール富士 ダイヤモンド富士よりも珍しい
「パール富士」とは、富士山の山頂に満月が沈む、または富士山の山頂から満月が昇ってくる際にそのように呼ばれています。
似たようなものに「ダイヤモンド富士」と呼ばれるものがあり、多くの方が聞いたことあるかもしれません。こちらは太陽が富士山の山頂から昇ってくる際や、日没時に富士山の山頂に太陽が沈んでいく際に呼ばれているものです。
ダイヤモンド富士は、天気が良ければ毎日どこかで見られるチャンスがあります。ただ、月は満ち欠けがあり、三日月だったり半月だったりと形を変えてしまうので、満月は毎日見られるものではありません。満月はおおよそ1か月に1回くらいの割合です。そのため、パール富士はダイヤモンド富士よりも見られる機会が少なく、貴重なものとされています。
似たようなものに「ダイヤモンド富士」と呼ばれるものがあり、多くの方が聞いたことあるかもしれません。こちらは太陽が富士山の山頂から昇ってくる際や、日没時に富士山の山頂に太陽が沈んでいく際に呼ばれているものです。
ダイヤモンド富士は、天気が良ければ毎日どこかで見られるチャンスがあります。ただ、月は満ち欠けがあり、三日月だったり半月だったりと形を変えてしまうので、満月は毎日見られるものではありません。満月はおおよそ1か月に1回くらいの割合です。そのため、パール富士はダイヤモンド富士よりも見られる機会が少なく、貴重なものとされています。
満月とは
満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。
地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
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地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
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12月の満月、英語で“Cold Moon”
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
アメリカの農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、12月の満月は別名「コールドムーン(Cold Moon/寒月)」と呼ばれるそうです。
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アメリカの農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、12月の満月は別名「コールドムーン(Cold Moon/寒月)」と呼ばれるそうです。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)静岡県島田市より
参考資料など
The Old Farmers' Almanac