今回の満月は火星と接近
12月8日(木)には火星が「衝(しょう)」となり、ひと際明るい火星に、満月を迎えた月が接近します。
「衝」とは地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のことです。この衝の頃にマイナス2.0等と、最も明るく輝いて見えます。
最接近は正午頃のため、日本で最も近づいて見えるのは8日(木)の月の出の直後です。
夜が更けると共に高度を上げていき、夜遅くには南中して南の空高くで輝きます。夜空の中でも存在感のある月と火星の共演は見物です。
▼8日(木)の月と火星の時刻(東京)
出現 月 16:19、火星 16:10
南中 月 23:54 火星 23:30
「衝」とは地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のことです。この衝の頃にマイナス2.0等と、最も明るく輝いて見えます。
最接近は正午頃のため、日本で最も近づいて見えるのは8日(木)の月の出の直後です。
夜が更けると共に高度を上げていき、夜遅くには南中して南の空高くで輝きます。夜空の中でも存在感のある月と火星の共演は見物です。
▼8日(木)の月と火星の時刻(東京)
出現 月 16:19、火星 16:10
南中 月 23:54 火星 23:30
満月とは
満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。
地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
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地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
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12月の満月、英語で“Cold Moon”
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
アメリカの農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、12月の満月は別名「コールドムーン(Cold Moon/寒月)」と呼ばれるそうです。
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アメリカの農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、12月の満月は別名「コールドムーン(Cold Moon/寒月)」と呼ばれるそうです。
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参考資料など
The Old Farmers' Almanac