関東で「乳房雲」が出現
傘を持ってお出かけを
2022/11/20 07:48 ウェザーニュース
今日20日(日)朝、関東では青空が見えているエリアもあるもののグレー色の厚みのある雲が広がり、東京都では「乳房雲」とみられる雲が見られました。
昼過ぎにかけて千葉から東京、埼玉を活発な雨雲が通過し、ゲリラ豪雨に見舞われた所が多くなりました。雨が止んだ後に各地で少し不気味な雲が現れています。
発達した積乱雲の端で見られることがある「乳房雲」と呼ばれる雲です。
乳房雲とは?
乳房雲の仕組み
雲の中の強い下降気流と、雲の下の上昇気流がぶつかる事により、渦を巻くような流れ(=乱流)が発生。この流れが、乳房のような特徴的な雲の形を作り出します。
天気は下り坂に
時には激しい雨の兆候ともなる「乳房雲」ですが、今日の関東では雷雨などになる可能性は低い見込みです。
今後は南の海上を進んでくる低気圧の接近の影響で雨雲が発生しやすい状態となります。昼過ぎから夜にかけて雨が降りやすくなり、本降りの雨となる可能性もあります。おでかけには忘れずに傘をお持ちください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)