札幌で初雪を観測
平年よりは2週間遅い冬の便り
2022/11/16 12:12 ウェザーニュース
今日16日(水)の昼頃、札幌市で初雪を観測しました。平年に比べると2週間以上遅い、冬の便りです。
上空を強い寒気が通過
北日本は冬型の気圧配置が強まっていて、北海道の上空5500m付近を-33℃以下の寒気が通過しています。石狩湾から札幌市内に発達した雲が流れ込み、降り始めは雨でしたが、降水による気温低下で次第に雪へと変わり、初雪を観測しました。
札幌の初雪は昨年より3日早く、平年より15日遅い観測です。
これから午後にかけて上空の寒気が通過していくため、北海道の各地で雨や雪の降りやすい状況が続くとみられます。札幌市の中心部で雪の積もることはないものの、内陸部では道路への積雪に注意が必要です。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)