上空の高い所に広がる波状雲
茨城県から千葉県にかけての上空には、縞模様のように波打つ雲が広がってきました。波状雲と呼ばれる雲で、大気の波によって空気が上下に動くことで発生する雲です。
雲が発生しやすい湿度や気温の条件が揃っている時に、空気が持ち上げられる所では雲が発生し、引き下げられる所では雲が消えます。そのため、波打つような形の雲になるのです。
雲が発生しやすい湿度や気温の条件が揃っている時に、空気が持ち上げられる所では雲が発生し、引き下げられる所では雲が消えます。そのため、波打つような形の雲になるのです。
衛星画像でも分布を捉える
波状雲は大気の波や気温、湿度の条件により様々な高さに現れます。高い所に現れる波状雲は一つ一つが細く、隙間からは青空が見られることがあります。一方で、低い所に現れる波状雲は一つ一つが太く、青空はあまり見られません。
今日の波状雲は隙間から青空が見えているため、高い所の雲で出来ています。気象衛星ひまわり8号の可視画像で見ても、福島県の沖合から茨城県、千葉県にかけて雲が広がっている様子がわかります。
雲の帯は東に移動しているため、波状雲が見られるのは一時的で、しばらくすると晴れてくる見込みです。
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今日の波状雲は隙間から青空が見えているため、高い所の雲で出来ています。気象衛星ひまわり8号の可視画像で見ても、福島県の沖合から茨城県、千葉県にかけて雲が広がっている様子がわかります。
雲の帯は東に移動しているため、波状雲が見られるのは一時的で、しばらくすると晴れてくる見込みです。
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参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構