低気圧が北海道に近づき、天気図上には描かれない弱い前線が南下します。
日本海側を中心に雨が降り、強雨や雷雨に注意が必要となります。特に北日本では、降雹のおそれもあるのでご注意ください。北陸など晴れていても段々と天気は下り坂となるでしょう。
一方、東日本や西日本の太平洋側は広く晴れて秋空が広がります。朝は肌寒いものの、昼間は爽やかな体感となります。西日本では25℃前後まで気温が上がる予想の地域もあります。朝晩と昼間の寒暖差で体調を崩さないようにお気をつけください。
今日10月28日(金)からは七十二候「霎時施(こさめときどきふる)」です。
晩秋から初冬にかけて一時的に降ったり止んだりする小雨のことを時雨(しぐれ)と言います。「霎時施」の「霎」は時雨のことを指しています。
秋の雨には「秋雨」がありますが、秋雨はしとしとと降るのに対し、時雨はぱらぱらと降る雨ですぐに止むのが特徴です。
その時季ならではの美しい日本語に思いを馳せながら、空を見上げてみるのも良いですね。
お天気キャスター解説 10月28日(金)の天気
2022/10/28 06:04 ウェザーニュース
きょう10月28日(金)の全国の天気を、ウェザーニュースキャスター江川清音がお伝えします。