国内:十勝沖でM4.8 最大震度3を観測
10日(月)9時03分頃、北海道・十勝沖を震源とするマグニチュード4.8、深さ42kmと推定される地震が発生しました。この地震で北海道広尾町で最大震度3、えりも町や大樹町、釧路市などで震度2を観測しています。
十勝沖を震源とする最大震度3以上の地震は4月24日以来、約半年ぶりです。地震のメカニズムは北東ー南西方向に張力軸を持つ正断層型と推定されています。
十勝沖はプレートが沈み込む境界付近で大きな地震が度々起きている領域です。2008年にはマグニチュード7.1の地震が発生し、最大震度5弱。2003年にはマグニチュード8.0と7.1の地震が立て続けに発生して、最大震度6弱の大きな揺れに見舞われました。
2003年のマグニチュード8.0の地震では津波が発生し、浦河町の検潮所で最大1.3mを観測。詳しい調査ではえりも町で4mに達したとみられています。
また、1952年にはいわゆる「十勝沖地震」と呼ばれるマグニチュード8.2の地震が発生して、大きな被害が出ています。政府の地震調査研究推進本部は、十勝沖で今後30年以内にマグニチュード8.0~8.6程度の地震が起きる確率を、10%程度としています。この領域での大きな地震は津波を伴うため、揺れを感じたら避難ができるよう、日頃からの備えが必要です。
十勝沖を震源とする最大震度3以上の地震は4月24日以来、約半年ぶりです。地震のメカニズムは北東ー南西方向に張力軸を持つ正断層型と推定されています。
十勝沖はプレートが沈み込む境界付近で大きな地震が度々起きている領域です。2008年にはマグニチュード7.1の地震が発生し、最大震度5弱。2003年にはマグニチュード8.0と7.1の地震が立て続けに発生して、最大震度6弱の大きな揺れに見舞われました。
2003年のマグニチュード8.0の地震では津波が発生し、浦河町の検潮所で最大1.3mを観測。詳しい調査ではえりも町で4mに達したとみられています。
また、1952年にはいわゆる「十勝沖地震」と呼ばれるマグニチュード8.2の地震が発生して、大きな被害が出ています。政府の地震調査研究推進本部は、十勝沖で今後30年以内にマグニチュード8.0~8.6程度の地震が起きる確率を、10%程度としています。この領域での大きな地震は津波を伴うため、揺れを感じたら避難ができるよう、日頃からの備えが必要です。
国内:深夜に関東広域で揺れ
16日(日)0時25分頃、埼玉県秩父地方を震源とするマグニチュード4.2、深さ約130kmと推定される地震が発生しました。
この地震で関東の広範囲で揺れを観測し、茨城県水戸市、つくば市、笠間市、栃木県宇都宮市、栃木市、佐野市、埼玉県春日部市、上尾市、千葉県鎌ケ谷市、東京都練馬区などで震度2を観測。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
今回の地震は深さが100km以上のいわゆる深発地震で、震源から比較的離れた所でも揺れを観測しているのが特徴です。関東の内陸部ではしばしばこうした深発地震が発生し、今年5月には東京都多摩東部を震源とするマグニチュード4.6、深さ130kmの地震で最大震度3を観測しました。
この地震で関東の広範囲で揺れを観測し、茨城県水戸市、つくば市、笠間市、栃木県宇都宮市、栃木市、佐野市、埼玉県春日部市、上尾市、千葉県鎌ケ谷市、東京都練馬区などで震度2を観測。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
今回の地震は深さが100km以上のいわゆる深発地震で、震源から比較的離れた所でも揺れを観測しているのが特徴です。関東の内陸部ではしばしばこうした深発地震が発生し、今年5月には東京都多摩東部を震源とするマグニチュード4.6、深さ130kmの地震で最大震度3を観測しました。
世界:ハワイでM5.0の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しています。最も大きな地震はパプアニューギニア近海で発生したマグチュード6.4です。
日本時間の15日(土)早朝、ハワイ島南部を震源とするマグニチュード5.0、深さ約9kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは不明です。震源が浅い地震だったため、近くでは改正メルカリ震度階級でVIIの揺れがあったとみられます。
ハワイ島南部には良く知られるキラウエア火山やマウナロア火山があり、今回の震源はそれらの南側に位置しています。日本時間の16日(日)朝の時点でもマグニチュード2前後の小さな地震が頻発している状況です。
ハワイ火山観測所はマウナロア火山に関連する地震としていますが、火山活動の状況に変化はみられていません。警戒レベルはマウナロア火山が4段階ある危険度の高い方から3番目の「Advisory」、キラウエア火山は2番目の「Watch」が継続中です。
日本時間の15日(土)早朝、ハワイ島南部を震源とするマグニチュード5.0、深さ約9kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは不明です。震源が浅い地震だったため、近くでは改正メルカリ震度階級でVIIの揺れがあったとみられます。
ハワイ島南部には良く知られるキラウエア火山やマウナロア火山があり、今回の震源はそれらの南側に位置しています。日本時間の16日(日)朝の時点でもマグニチュード2前後の小さな地震が頻発している状況です。
ハワイ火山観測所はマウナロア火山に関連する地震としていますが、火山活動の状況に変化はみられていません。警戒レベルはマウナロア火山が4段階ある危険度の高い方から3番目の「Advisory」、キラウエア火山は2番目の「Watch」が継続中です。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。