名残の「ハンターズムーン」
2022/10/11 07:13 ウェザーニュース
三連休最終日の昨日は満月でした。10月の満月はアメリカの農事暦で「ハンターズムーン」とも呼ばれます。
そして今朝は、東から日が昇ってくるのと合わせて、早くも少し欠け始めた月は西の空に沈んでいきました。
10月の満月ライブカメラ
※ページ内で動画が再生が出来ない場合は、YouTubeのウェザーニュース公式サイトからご覧ください。
次の満月は皆既月食
2021年のほぼ皆既月食の部分月食の様子
アメリカの農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、来月11月の満月は“Beaver Moon(ビーバー月)”と呼ばれます。
そして、次の満月(11月8日)はなんと皆既月食がほぼ全国で見られます。天気が良いことを祈りたいですね。
満月とは
太陽、月、地球の位置関係
満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。
地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
» お天気ニュース記事一覧
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)