国内:宮城県沖と福島県沖で連日、未明の震度3
6日(木)4時04分頃、宮城県沖を震源とするマグニチュード4.5、深さ57kmと推定される地震が発生しました。この地震で宮城県気仙沼市や石巻市、岩手県北上市、一関市などで最大震度3を観測しています。
宮城県沖を震源とする震度3以上の地震は7月6日以来、約3か月ぶりです。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸をもつ逆断層型と解析されています。
また、翌7日(金)3時14分頃には福島県沖を震源とするマグニチュード4.4、深さ約30kmと推定される地震が発生しました。この地震では福島県田村市、いわき市、楢葉町などで最大震度3を観測しています。
福島県沖を震源とする震度3以上の地震は8月18日以来です。地震のメカニズムは北北西ー南南東方向に張力軸をもつ正断層型と解析されています。
宮城県沖から福島県沖にかけては今年の春に地震が多かったものの、夏以降は活動が少し落ち着いていました。今回の地震はともにマグニチュード4クラスと規模の大きな地震ではありませんので、特に活動が活発になったものではないとみられます。
ただ、東北太平洋側はいつ大きな地震が起きてもおかしくない地域ですので、日頃からの対策が欠かせません。
宮城県沖を震源とする震度3以上の地震は7月6日以来、約3か月ぶりです。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸をもつ逆断層型と解析されています。
また、翌7日(金)3時14分頃には福島県沖を震源とするマグニチュード4.4、深さ約30kmと推定される地震が発生しました。この地震では福島県田村市、いわき市、楢葉町などで最大震度3を観測しています。
福島県沖を震源とする震度3以上の地震は8月18日以来です。地震のメカニズムは北北西ー南南東方向に張力軸をもつ正断層型と解析されています。
宮城県沖から福島県沖にかけては今年の春に地震が多かったものの、夏以降は活動が少し落ち着いていました。今回の地震はともにマグニチュード4クラスと規模の大きな地震ではありませんので、特に活動が活発になったものではないとみられます。
ただ、東北太平洋側はいつ大きな地震が起きてもおかしくない地域ですので、日頃からの対策が欠かせません。
国内:長崎県・橘湾で震度1の地震が相次ぎ発生
3日(月)16時10分頃、橘湾を震源とするマグニチュード2.0、深さ13kmと推定される地震が発生しました。この地震で長崎県雲仙市と南島原市で震度1を観測しています。
その後、3日(月)18時32分頃にマグニチュード2.3、4日(火)にマグニチュード2.2の地震が発生し、いずれも最大震度1の揺れを観測しました。
橘湾では雲仙岳の火山活動と関連する地震の起きることがあり、1990年から始まった活動の際も噴火1年前から小規模な地震が多発しました。また、島原半島から橘湾にかけては雲仙断層群が分布しており、火山活動と関係ない地震も起きています。
最近では2017年6月にマグニチュード4.3、最大震度4の地震が発生しており、古い記録では1922年にマグニチュード6.9の規模の大きな地震が発生、大きな被害をもたらしました。
その後、3日(月)18時32分頃にマグニチュード2.3、4日(火)にマグニチュード2.2の地震が発生し、いずれも最大震度1の揺れを観測しました。
橘湾では雲仙岳の火山活動と関連する地震の起きることがあり、1990年から始まった活動の際も噴火1年前から小規模な地震が多発しました。また、島原半島から橘湾にかけては雲仙断層群が分布しており、火山活動と関係ない地震も起きています。
最近では2017年6月にマグニチュード4.3、最大震度4の地震が発生しており、古い記録では1922年にマグニチュード6.9の規模の大きな地震が発生、大きな被害をもたらしました。
世界:ペルー北部でM5.8の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は発生していません。最も大きな地震は南米で発生したマグチュード5.8です。
日本時間の5日(水)夕方、南米ペルー北部を震源とするマグニチュード5.8、深さ約48kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは東北東ー西南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
ペルーはナスカプレートが南アメリカプレートの沈み込むプレート境界に位置しており、巨大地震が多い地域です。
今回の地震が起きたペルー北部からエクアドルにかけては、プレートの境界に沿って沿岸部の浅い地震と、内陸部の深い地震が頻繁に起きており、去年11月にはマグニチュード7.5、2019年にはマグニチュード8.0の大きな地震が発生しました。
日本時間の5日(水)夕方、南米ペルー北部を震源とするマグニチュード5.8、深さ約48kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは東北東ー西南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
ペルーはナスカプレートが南アメリカプレートの沈み込むプレート境界に位置しており、巨大地震が多い地域です。
今回の地震が起きたペルー北部からエクアドルにかけては、プレートの境界に沿って沿岸部の浅い地震と、内陸部の深い地震が頻繁に起きており、去年11月にはマグニチュード7.5、2019年にはマグニチュード8.0の大きな地震が発生しました。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。