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【西日本】花粉飛散傾向2023

2022/10/04 10:59 ウェザーニュース

▼各エリアの見解をチェック
近畿中国・四国九州

■近畿
雄花の生育に適した夏 「表年」傾向で飛散量は大幅増

過去10年の花粉飛散量と2023年予想
2022年夏の日照時間は概ね平年並みとなりましたが、暖かい空気に覆われる日が多く、気温は平年よりもかなり高くなりました。

2022年春の花粉飛散量は2021年を下回りましたが、今夏の天候とここ数年の飛散傾向から、2023年春の花粉飛散量は2022年の130〜195%、平年の105〜139%になる見通しです。

大阪など2022年よりも飛散量が2倍近くに増える地域がある予想です。飛散量が大幅に増えて症状が重くなる可能性があり注意が必要です。晴れて気温が上がる日には花粉が大量に飛ぶおそれがあるため、油断せずに対策を行ってください。

    2022年比 平年比
滋賀   185%   139%
京都   130%   121%
大阪   195%   127%
兵庫   130%   115%
奈良   175%   105%
和歌山  149%   124%

■中国(山口県含む)・四国
雄花の生育に適した夏 「表年」傾向で飛散量は大幅増

過去10年の花粉飛散量と2023年予想
2022年夏の日照時間は概ね平年並みとなりましたが、暖かい空気に覆われる日が多く、気温は平年よりもかなり高くなりました。

2022年春の花粉飛散量は2021年を下回りましたが、今夏の天候とここ数年の飛散傾向から、2023年春の花粉飛散量は2022年の96〜280%、平年の125〜191%になる見通しです。

2023年は2022年に比べて飛散量が2~3倍近くも増える地域がある予想です。飛散量が大幅に増えて症状が重くなる可能性があり注意が必要です。晴れて気温が上がる日には花粉が大量に飛ぶおそれがあるため、油断せずに対策を行ってください。


    2022年比 平年比
鳥取   96%   125%
島根   169%   149%
岡山   164%   131%
広島   223%   142%
山口   162%   146%
香川   165%   144%
愛媛   225%   170%
徳島   277%   157%
高知   280%   191%

■九州
雄花の生育に適した夏 「表年」傾向で飛散量は大幅増

過去10年の花粉飛散量と2023年予想
2022年夏は高気圧に覆われて晴れる日が多く、日照時間は平年より多くなりました。さらに、暖かい空気に覆われる日も多く、気温は平年よりもかなり高くなりました。

2022年春の花粉飛散量は、北部ではほぼ2021年と同じくらいでしたが、南部を中心に2021年を下回りました。

今夏の天候とここ数年の飛散傾向から、2023年春の花粉飛散量は2022年の101〜358%、平年の116〜159%になる予想です。

特に、九州南部を中心に2022年に比べて飛散量が多くなり、2~3倍を超える地域もあります。晴れて気温が上がる日には花粉が大量に飛ぶおそれがあるため、油断せずに対策を行ってください。

    2022年比 平年比
福岡   101%   116%
佐賀   115%   127%
長崎   116%   118%
大分   273%   159%
熊本   136%   119%
宮崎   358%   147%
鹿児島  187%   130%