うろこ雲・ひつじ雲の特徴
うろこ雲は、いわし雲とも呼ばれ、巻積雲(けんせきうん)の一種に分類されます。上空5,000~13,000mの高い所に現れる雲です。巻積雲は氷の粒で形成され、雲に厚みがなく太陽光線を透過させるため、雲の底に陰ができず、白く見えます。
ひつじ雲は、高積雲(こうせきうん)と呼ばれる雲の種類で、うろこ雲よりはやや低いところ、上空5,000m前後に現れる雲です。巻積雲よりはやや雲が厚いものが多く、雲の底に影ができるものもあり、少し灰色っぽく見えるものもあります。
どちらも通常は低気圧や前線が接近する際に見られることが多く、天気下り坂のサインと言われています。ただ、今日はこのあと大きく天気が崩れることはなく、晴れたり曇ったりの空となりそうです。
ひつじ雲は、高積雲(こうせきうん)と呼ばれる雲の種類で、うろこ雲よりはやや低いところ、上空5,000m前後に現れる雲です。巻積雲よりはやや雲が厚いものが多く、雲の底に影ができるものもあり、少し灰色っぽく見えるものもあります。
どちらも通常は低気圧や前線が接近する際に見られることが多く、天気下り坂のサインと言われています。ただ、今日はこのあと大きく天気が崩れることはなく、晴れたり曇ったりの空となりそうです。
指を使えば簡単に見分けられる
雲の発生する高さが違うということは、地上にいる私たちからの距離も異なってきます。そのため、見かけの大きさで、うろこ雲とひつじ雲を判断することが可能と言われています。
手を伸ばして、小指または人差し指を1本立てます。雲の塊が小指に隠れた場合は、上空の高いところにできる巻積雲(=うろこ雲)の可能性が高くなります。一方、雲の塊が人差し指からもはみ出してしまうようであれば、少し低いところにできる高積雲(=ひつじ雲)ということになります。
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手を伸ばして、小指または人差し指を1本立てます。雲の塊が小指に隠れた場合は、上空の高いところにできる巻積雲(=うろこ雲)の可能性が高くなります。一方、雲の塊が人差し指からもはみ出してしまうようであれば、少し低いところにできる高積雲(=ひつじ雲)ということになります。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)東京都北区より