東京都 目黒川が氾濫のおそれ
警戒レベル4相当の氾濫危険情報発表
2022/09/24 18:40 ウェザーニュース
東京都の目黒川(めぐろがわ)が増水し、氾濫危険水位に到達するおそれが高まったため、氾濫危険情報(警戒レベル4相当)が発表されました。
気象庁によると、目黒川の青葉台水位観測所(目黒区)、荏原調節池上流水位観測所(品川区)では、氾濫発生水位に到達する見込みです。
(18時40分更新)
目黒川の青葉台水位観測所(目黒区)では氾濫危険水位を下回りました。都市河川などの中小河川は強い雨で急速に水位が上昇・下降するため、迅速な情報入手が大切です。ウェザーニュースアプリの河川アラームもご活用下さい。
危険ですので増水した川に近づかないでください。流域の住民の方は、建物の2階に避難するなど浸水に警戒してください。特に、地下施設は水が流れ込むおそれがありますので、十分警戒してください。
都市河川などの中小河川は急速に水位が上昇するため警戒が必要です。
» 雨雲レーダー» 河川水位・ライブカメラ
特別警報が警報に切り替えられた後も断続的に雨
広島市では昨日13日(金)に大雨特別警報が発表されていましたが、警報に切り替えられています。警報に切り替えられた後も断続的に来雨が強まっています。
この先、雨がやんでからも数時間から数日は水位の高い状況が続くため、様子が気になっても見に行ったりしないようにしてください。また、支流の河川でも排水ができずに増水や氾濫が発生するおそれがあるため、本流から離れた場所でも警戒が必要です。
広島県内では今日いっぱい大雨に警戒が必要です。明日は一旦小康状態となる見込みですが、その後は来週前半にかけて断続的に雨が降る見通しです。
雨がやんだ後も水位は上昇のおそれ
青森県や秋田県など東北北部では、今日8月3日(水)午前中に低気圧や前線の影響で大雨となり、半日で200mm前後の雨の降った所がありました。東北北部としてはあまりないクラスの大雨です。
東北北部は雨の峠を越えましたが、川の水位はこれからも上昇するおそれがあります。雨がやんだあとも川の様子を見に行ったりしないようにしてください。
» 河川水位・ライブカメラまた、土砂災害の危険度も高まっています。崖や川の近くなど土砂災害の発生するおそれのある地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難勧告などの情報に注意してください。
上流部に大雨特別警報が発表中
山形県置賜地方では24時間に400mm近い雨が降ったとみられ、これまでに経験したことのないような大雨となっています。置賜地方の一部には大雨特別警報が発表されました。
この先、雨が弱まっても、数時間以上は水位の高い状況が続くため、様子が気になっても見に行ったりしないようにしてください。また、支流の河川でも排水ができずに増水や氾濫が発生するおそれがあるため、大きな川から離れた場所でも警戒が必要です。
自治体からの避難指示等に従い、浸水想定区域などにお住まいの方はレベル5を待たずに安全な場所へ避難をするようにしてください。避難所までの経路の安全が確実でない場合は、自宅の中で斜面から離れた上の階で身の安全の確保をしてください。
» 河川水位・ライブカメラまた、土砂災害の危険度も高まっています。崖や川の近くなど土砂災害の発生するおそれのある地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難勧告などの情報に注意してください。