ダムが調整できる量を上回る事態
河川に設けられたダムには、水源としての貯水以外に、治水の役割を与えられているところが多くあります。川に流れる水の量を調整し、洪水の発生を防ぐ役割です。
ただ、今回のように記録的な大雨で、ダムが調整できる量を上回る事態となると放流を開始し、下流で浸水被害が発生するおそれがあります。
緊急放流は、想定以上の水位になることでダムそのものが決壊することを防ぐための措置で、行う場合は下流住民への周知などを含めた確認実施後と決められています。今回は台風接近前の18日(日)の時点で球磨川周辺地域に避難指示を出していました。
ただ、今回のように記録的な大雨で、ダムが調整できる量を上回る事態となると放流を開始し、下流で浸水被害が発生するおそれがあります。
緊急放流は、想定以上の水位になることでダムそのものが決壊することを防ぐための措置で、行う場合は下流住民への周知などを含めた確認実施後と決められています。今回は台風接近前の18日(日)の時点で球磨川周辺地域に避難指示を出していました。