南太平洋でM7.0の地震 震源が深く津波の心配なし
2022/09/14 20:14 ウェザーニュース
日本時間の9月14日(水)20時04分頃、海外で規模の大きな地震がありました。震源地は南太平洋(ローヤリティー諸島南東方)で、震源の深さは約120km、地震の規模(マグニチュード)は7.0と推定されます。
※震源は太平洋津波警報センター(PTWC)による。
震源が深い地震と推定されるため、この地震による津波の心配はありません。
(20時24分追記)気象庁は遠地地震に関する情報を発表しました。この地震による津波の心配はありません。
バヌアツなどで津波を観測
この地震により、震源近傍では最大で0.04mの海面変動が観測されました。
観測された津波の高さ(3時28分 PTWC発表)
0.78m バヌアツ タンナ島
0.75m ニュージーランド グレートバリア島
0.48m 豪領ノーフォーク島 キングストン
0.29m 仏領ニューカレドニア ウワンヌ
震源近傍で津波の可能性
日本の沿岸では津波被害の心配なし
気象庁によると、国内で若干の海面変動が予想される沿岸は次のとおりです。
震源近傍では“日本での震度3〜4”程度の揺れか
米国地質調査所国立地震情報センター(USGS, NEIC)によると、震源近傍では最大で改正メルカリ震度階級のⅤ程度の揺れがあった模様です。
厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度3から震度4程度に相当する揺れとみられます。
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揺れによる被害もない見込み