パプアニューギニアでM7.7の地震 現地では強い揺れが襲ったか
2022/09/11 08:59 ウェザーニュース
日本時間の9月11日(日)8時47分頃、海外で規模の大きな地震がありました。震源地はニューギニア付近(パプアニューギニア、ニューギニア東部)で、地震の規模(マグニチュード)は7.7と推定されます。
※震源は太平洋津波警報センター(PTWC)による。PTWCによると、津波発生の可能性があります。
(9時23分 気象庁)太平洋で津波発生の可能性があります。日本への津波の有無については現在気象庁が調査中です。
(9時27分 PTWC)PTWCは、若干の海面変動の可能性があるが津波被害の心配はない、との情報を発表しました。日本においても大きな津波が到達する可能性は低いと考えられます。
(11時20分 気象庁)この地震による日本への津波の影響はありません。
バヌアツなどで津波を観測
この地震により、震源近傍では最大で0.04mの海面変動が観測されました。
観測された津波の高さ(3時28分 PTWC発表)
0.78m バヌアツ タンナ島
0.75m ニュージーランド グレートバリア島
0.48m 豪領ノーフォーク島 キングストン
0.29m 仏領ニューカレドニア ウワンヌ
震源近傍で津波の可能性
太平洋津波警報センター(PTWC)によると、以下の国や地域では津波が到達する可能性があります。
パプアニューギニア、インドネシア
日本の沿岸では津波被害の心配なし
気象庁によると、国内で若干の海面変動が予想される沿岸は次のとおりです。
震源近傍では“日本での震度5〜6”程度の揺れか
米国地質調査所国立地震情報センター(USGS, NEIC)によると、震源近傍では最大で改正メルカリ震度階級のⅧ程度の揺れがあった模様です。
厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度5弱から震度6弱程度に相当する揺れとみられます。
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揺れによる被害もない見込み