北陸と東北の梅雨明けは特定できず
気象庁は春から夏にかけての天候経過を総合的に検討し、各地方の梅雨入りと梅雨明けの時期を確定しました。それによると、関東甲信地方は速報値の6月27日から、7月23日へと1か月近く遅くなっています。そのほかの西日本や東海も6月下旬も、軒並み7月下旬に変更されています。
また、北陸と東北は梅雨明けの時期を特定できませんでした。
各地方の梅雨明けの速報値と確定値
沖縄 6月20日 → 6月20日
奄美 6月22日 → 6月22日
九州南部 6月27日 → 7月22日
九州北部 6月28日 → 7月22日
四国 6月28日 → 7月22日
中国 6月28日 → 7月26日
近畿 6月28日 → 7月23日
東海 6月27日 → 7月23日
関東甲信 6月27日 → 7月23日
北陸 6月28日 → 特定できない
東北南部 6月29日 → 特定できない
東北北部 7月26日 → 特定できない
また、北陸と東北は梅雨明けの時期を特定できませんでした。
各地方の梅雨明けの速報値と確定値
沖縄 6月20日 → 6月20日
奄美 6月22日 → 6月22日
九州南部 6月27日 → 7月22日
九州北部 6月28日 → 7月22日
四国 6月28日 → 7月22日
中国 6月28日 → 7月26日
近畿 6月28日 → 7月23日
東海 6月27日 → 7月23日
関東甲信 6月27日 → 7月23日
北陸 6月28日 → 特定できない
東北南部 6月29日 → 特定できない
東北北部 7月26日 → 特定できない
6月下旬からの天気経過は?
東京のウェザーニュースアプリ利用者から届いた日々の天気報告をグラフでまとめると、速報値の6月28日から7月2日までは太平洋高気圧の勢力が強まり、晴天が続きました。内陸部では40℃を超えるような記録的な暑さに見舞われたタイミングです。
ただ、高気圧の勢力は長くは続かず、7月3日以降は雨の降る日が増加。特に7月中旬は連日のように雨となっています。7月下旬になって再び高気圧が本州付近まで張り出して、晴れる日が増え、梅雨明けの確定値となった7月23日頃からは概ね夏空です。
天気報告の経過から見ると、今回の修正は十分妥当性があるものの、6月下旬の暑さが記録的だったことや、7月中旬の崩れを一時的な梅雨の戻りと解釈すれば、速報値のタイミングも大きくは違わなかったとも考えられます。
関東甲信の梅雨明けが大きく変更された例は、近年では2017年の7月19日(速報値)から7月6日(確定値)に13日早くなったケースがあります。今回はそれよりも大幅な変更となりました。これだけ広範囲で、大幅な修正が行われるのは、1997年以降では初めてです。
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ただ、高気圧の勢力は長くは続かず、7月3日以降は雨の降る日が増加。特に7月中旬は連日のように雨となっています。7月下旬になって再び高気圧が本州付近まで張り出して、晴れる日が増え、梅雨明けの確定値となった7月23日頃からは概ね夏空です。
天気報告の経過から見ると、今回の修正は十分妥当性があるものの、6月下旬の暑さが記録的だったことや、7月中旬の崩れを一時的な梅雨の戻りと解釈すれば、速報値のタイミングも大きくは違わなかったとも考えられます。
関東甲信の梅雨明けが大きく変更された例は、近年では2017年の7月19日(速報値)から7月6日(確定値)に13日早くなったケースがあります。今回はそれよりも大幅な変更となりました。これだけ広範囲で、大幅な修正が行われるのは、1997年以降では初めてです。
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