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今週は冬型の気圧配置が続く 日本海側の積雪は1m以上増加予想

2022/01/10 17:31 ウェザーニュース

明日11日(火)に二つ玉低気圧が通過した後は、冬型の気圧配置が強まります。週後半にかけて寒気が次々と流れ込んで、日本海側の広い範囲で大雪が続く見込みです。

明日後半から冬型の気圧配置が強まる

明日後半は西から冬型の気圧配置となり、12日(水)は等圧線の間隔が非常に狭くなります。平地で雪になる目安の上空1500m付近で-6℃以下の寒気が日本列島の大部分を覆い、さらに強い寒気が中国大陸から北陸、東北方面に流れ込んでくる見込みです。

北海道から山陰にかけて日本海側の広い範囲で雪が降って、大雪となる所があります。また、北日本では瞬間的に30m/sを超えるような暴風が吹き荒れて、猛吹雪のおそれもあります。冬の嵐となりますので、鉄道などの交通機関への影響や、車での立ち往生などに警戒が必要です。
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週後半は大雪が続き積雪が急増

14日(金)朝までの72時間積雪増加量
11日(火)~14日(金)朝までの72時間に予想される積雪の増加量は、北日本や北陸の山沿いで1mに達する所があります。広い範囲で50cm以上の雪が予想され、積雪が急増する見込みです。

北陸や東北では山沿いで積雪が増えやすい「山雪型」ですが、13日(木)頃は上空の気圧の谷の影響で、平野部でも局地的に雪の強まるおそれがあります。
» 日本海側に大雪をもたらす「山雪型」と「里雪型」の違い

また、北海道は石狩湾から札幌市内、千歳方面へ雪雲が広がりやすい、北よりの風となる予想です。札幌市の中心部でも積雪が多くなって生活に影響が出たり、新千歳空港への影響が懸念されます。

冬型の気圧配置は15日(土)の午前まで続く見込みで、雪の量はさらに多くなる見通しです。雪への備えは早めに進めるようにしてください。
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