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日没後の南西の空で月と惑星が接近 6日(木)にかけ連日注目

2022/01/04 10:59 ウェザーニュース

今日1月4日(火)〜6日(木)にかけての連日、日没後の南西の空で、細い月と惑星がならんで輝いている様子が見られます。

木星や土星は肉眼でも簡単に見つけることができます。ぜひ宵の空を眺めてみてください。
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月が水星、土星、木星のそばに

日の入りから1時間ほどたって空が暗くなった頃、南西の空には明るく輝く木星が見えます。木星の右下には土星が、そのさらに右下には水星も見えるかもしれません。それぞれ太陽を追うように沈んでいきます。

お月様の位置は日ごとに変わり、4日(火)は水星と土星の近く、5日(水)は土星と木星の間、6日(木)は木星の近くで、惑星とならんで沈んでいきます。

▼月や惑星の沈む時刻(東京)
・4日(火)
水星 18:06頃 土星 18:54頃 木星 20:27頃 月 18:12頃
・5日(水)
水星 18:09頃 土星 18:51頃 木星 20:24頃 月 19:25頃
・6日(木)
水星 18:11頃 土星 18:48頃 木星 20:21頃 月 20:35頃

水星は地球よりも内側を公転する惑星なので、薄明の低い位置にしか見ることが出来ません。南西の地平線に建物や高い山のない場所からの観察がおすすめです。双眼鏡を用意すると、さらに見つけやすくなります。
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