今年は全国的に鮮やかな紅葉
ユーザーへの調査の結果、各エリアにおいて約7〜8割が「例年通り鮮やか」「例年以上に鮮やか」という結果になりました。今年は綺麗な紅葉だったと言えます。
「例年通り鮮やか」と「例年以上に鮮やか」の割合が高い都道府県トップ10を算出すると、北海道、東北、九州でこれらの割合が高い結果となりました。
また、「例年より劣る」は四国で3割強、関東では3割弱と他のエリアより多めとなっています。
「例年通り鮮やか」と「例年以上に鮮やか」の割合が高い都道府県トップ10を算出すると、北海道、東北、九州でこれらの割合が高い結果となりました。
また、「例年より劣る」は四国で3割強、関東では3割弱と他のエリアより多めとなっています。
今年は鮮やかな色づきに好条件だった
鮮やかな紅葉になるためには、秋に適度な日差しと雨があり、気温がしっかりと下がることが必要です。また、夏の天候は葉の育ち具合や痛み具合を左右し、色付きの良さに影響を与えます。
今年はこれらの条件が揃いやすかったため、鮮やかな紅葉が多くなったと考えられます。
今年はこれらの条件が揃いやすかったため、鮮やかな紅葉が多くなったと考えられます。
台風の影響
今年は台風22号まで発生していて(12/14現在)、そのうち北海道から九州に接近、または接近せずとも影響があったものは以下の5つです。
・8号 (発生07/23、消滅07/28):北日本に上陸
・9号 (発生08/04、消滅08/09):西日本に上陸
・10号(発生08/05、消滅08/10):東日本に接近
・12号(発生08/20、消滅08/24):東シナ海を北上
・14号(発生09/07、消滅09/18):西日本に上陸
・16号(発生09/23、消滅10/02):関東沖通過
ただ、いずれの台風も大規模な災害を発生させるほどの暴風をもたらさなかったことから、これらの台風による木々への影響は少なかったと考えられます。
・8号 (発生07/23、消滅07/28):北日本に上陸
・9号 (発生08/04、消滅08/09):西日本に上陸
・10号(発生08/05、消滅08/10):東日本に接近
・12号(発生08/20、消滅08/24):東シナ海を北上
・14号(発生09/07、消滅09/18):西日本に上陸
・16号(発生09/23、消滅10/02):関東沖通過
ただ、いずれの台風も大規模な災害を発生させるほどの暴風をもたらさなかったことから、これらの台風による木々への影響は少なかったと考えられます。
気温と日照の影響
紅葉が色づく時期の9〜11月は、適度な日照や気温(気温低下や約10℃前後以上の日較差)があったため、各地で鮮やかな紅葉になりやすかったと考えられます。
ユーザーへの調査の結果、特に北海道や東北、九州で鮮やかな傾向が見られました。その理由として、一日の中での約10℃以上の寒暖差(日較差)があった日が多かったことが挙げられます。北海道は9月〜10月、東北は9月中旬〜11月中旬、九州は10月下旬から12月にかけて、それぞれ紅葉が見頃となる時期に朝晩にしっかり冷え込んだので、紅葉が鮮やかになったところが多かったようです。
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ユーザーへの調査の結果、特に北海道や東北、九州で鮮やかな傾向が見られました。その理由として、一日の中での約10℃以上の寒暖差(日較差)があった日が多かったことが挙げられます。北海道は9月〜10月、東北は9月中旬〜11月中旬、九州は10月下旬から12月にかけて、それぞれ紅葉が見頃となる時期に朝晩にしっかり冷え込んだので、紅葉が鮮やかになったところが多かったようです。
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参考資料など
平均気温の平年差、日照時間の平年比:気象庁HPより