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花粉飛散予想 スギ花粉は2月上旬に九州・関東などから飛散開始、飛散量は平年並

第2回ウェザーニューズ花粉飛散傾向

2021/12/01 13:14 ウェザーニュース

2022年は、2月上旬に九州、四国、中国や東海の一部・関東でスギ花粉の飛散が始まる予想です。 飛散量は2021年と比べると、北日本や北陸で多く関東や東海では同程度、西日本では少ないエリアが多い予想です。花粉症の方は事前の対策にお役立てください。

■ポイント ■

・2月上旬に九州、四国、中国や東海の一部、関東でスギ花粉の飛散開始
・スギ花粉の飛散ピーク時期は2月下旬〜3月中旬
・飛散量は広範囲で平年並も、北日本や北陸では2021年より多い予想

2月上旬に九州、四国、中国や東海の一部、関東でスギ花粉の飛散開始

スギの雄花は冬の寒さを経験することで休眠から目覚め(休眠打破)、寒さがピークを過ぎて暖かくなると花粉を飛ばし始めます。このため、冬の適度な寒さと春の気温の上昇が飛散開始のタイミングを左右します。

花粉の飛散開始時期に影響する2021年12月〜2022年2月の気温は、北日本で平年並か高め、東日本で平年並かやや低め、西日本で低めの傾向となります。12月は西日本の低温傾向、北日本の高温傾向が顕著ですが、2月にかけて全国的にほぼ平年並の気温になる見込みです。

2022年の花粉の飛散開始時期は、過去10年の平均と比べると東日本は同程度、西日本と北日本は同程度か、やや早くなると予想しています。

2月上旬に九州、四国、中国や東海の一部、関東でスギ花粉の飛散が始まり、2月中旬には中国や近畿、東海の広範囲、また東北南部でも飛散が始まる見込みです。2月下旬になると北陸、3月上旬には東北北部でも飛散が始まる予想となっています。

なお、詳細な飛散開始時期は1月下旬以降の気温動向に大きく左右されるため、最新の情報をご確認ください。

スギ花粉の飛散ピーク時期は2月下旬〜3月中旬

花粉飛散ピーク予想
九州では2月中旬~3月中旬に、中国・四国から関東は2月下旬~3月下旬にスギ花粉の飛散ピークを迎える予想です。北陸・長野や東北南部の飛散ピークは3月上旬〜4月上旬、東北北部では3月中旬~4月中旬になるとみています。

3月後半に入るとスギ花粉の飛散は徐々に収まり、代わって西日本からヒノキ花粉の飛散が増えていきます。

ヒノキ花粉の飛散ピークは西日本・東日本の広範囲で3月下旬〜4月中旬、北陸・長野は4月上旬~下旬、東北南部では4月中旬〜下旬とみています。ただ、北陸や東北南部ではヒノキの樹木が少ないため、スギ花粉に比べると飛散量が少なくなる見込みです。

飛散量は広範囲で平年並も、北日本や北陸では2021年より多い予想

2022年花粉飛散傾向(2021年比)
2022年の花粉飛散量は2021年と比べると、北日本や北陸で多く関東や東海では同程度、西日本では少ないエリアが多い予想です。北海道では2021年比で約180%、東北北部や北陸では2021年比で約130%になる予想となっています。一方、2021年に飛散量が多かった西日本では2021年比で約75%になる見込みです。
2022年花粉飛散傾向(平年比)
平年(2012年〜2021年の平均)との比較では平年並となるエリアが多く、全国平均では平年の98%程度になるとみています。ただ、北海道では平年比140%と多くなる予想です。

雄花調査の結果

ウェザーニューズでは2021年の夏の天候や年ごとの飛散量傾向、雄花調査の結果などを総合的に考慮して2022年の花粉飛散量を予想しています。

本発表では2021年10月5日〜12日にウェザーニュースアプリのユーザーから寄せられたスギの“雄花リポート”を活用しています。雄花リポートを集計した結果、雄花の数が「昨年より多い」や「昨年と同程度」という回答がより多く寄せられ、「昨年より少ない」という回答は比較的少なくなりました。

本発表では、これらの雄花調査の回答を考慮し2022年の予想飛散量を前回発表から更新しています。