台風19号は日本のはるか東海上を北へ
2021/10/16 07:30 ウェザーニュース
16日(土)6時現在、台風19号(ナムセーウン)はウェーク島近海を北東に進んでいます。このあとも北寄りに進みながら、19日(火)までには勢力が弱まり、温帯低気圧に変わる予想です。
▼台風19号 10月16日(土)6時
中心位置 ウェーク島近海
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北東 25 km/h
中心気圧 998 hPa
最大風速 23 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 35 m/s
日本列島への直接的な影響はありませんが、小笠原諸島では台風からのうねりが届く可能性があります。
台風18号 ベトナム方面へ
▼台風18号 10月14日(木)6時
中心位置 トンキン湾
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 西北西 20 km/h
中心気圧 990 hPa
最大風速 23 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 35 m/s
台風18号(コンパス)は14日(木)6時現在、勢力を落としながら西寄りに進み、ベトナム方面に向かいます。気象庁によると、15日(金)6時までには熱帯低気圧に変わると見込みです。
台風19号 進路が北東に
▼台風19号 10月14日(木)6時
中心位置 南鳥島近海
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北東 20 km/h
中心気圧 998 hPa
最大風速 23 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 35 m/s
台風19号(ナムセーウン)は南鳥島近海を北東に進んでいます。このあとは週明けにかけて北寄りに進みながら、19日(火)3時までには勢力が弱まり、温帯低気圧に変わる予想です。
日本列島への大きな影響はありませんが、小笠原諸島では台風からのうねりが届く可能性があります。
10月の平年の発生数は3.4個
先月の台風発生数は4個で、平年よりもやや少なくなりましたが、10月に入ってからは比較的早いペースで台風が発生しています。
10月の台風発生数の平年値は3.4個で、8月や9月に比べると少なくなります。その一方で、強い勢力のまま上陸するケースが多く、油断の出来ない時期といえます。引き続きしっかり台風への備えを行うようにしてください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風19号の名前「ナムセーウン(Namtheun)」はラオスが提案した名称で、川の名前が由来です。