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台風18号は沖縄の南を西進 今夜までは強い雨や風に警戒

2021/10/13 00:30 ウェザーニュース

11日(月)15時現在、超大型の台風18号(コンパス)はフィリピンの東の海上を西に進んでいます。強風域に入っている先島諸島では瞬間的に20m/s前後の風が続いていて、今夜にかけて警戒が必要です。

▼台風18号 10月11日(月)15時
 中心位置   フィリピンの東
 大きさ階級  超大型
 強さ階級   //
 移動     西 20 km/h
 中心気圧   980 hPa
 最大風速   25 m/s
 最大瞬間風速 35 m/s
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沖縄は今夜まで強い雨や風に警戒

雨雲レーダー
沖縄の雨は小康状態になっていますが、台風の外側を取り巻く活発な雨雲の帯が近くに迫っており、今夜にかけて断続的に雨が強まる見込みです。局地的には1時間に30mm以上の激しい雨のおそれがあるため、まだ油断が出来ません。

強風域に入っている先島諸島を中心に風の強い状況も続く見込みです。

海上は波が高く、先島諸島の沿岸では波の高さが6mを超える猛烈なしけ、沖縄本島や奄美諸島でも4mを超えるしけが予想されます。今後、台風は次第に離れていくものの、しばらくは警戒が必要です。

台風19号 小笠原諸島は高波に注意

台風19号 予想進路
11日(月)15時現在、台風19号(ナムセーウン)は南鳥島近海を西北西に進んでいます。しばらく北西に進んだ後、14日(木)以降は北から東よりに進路を変えるため、小笠原諸島への影響は高波が中心となります。

▼台風19号 10月11日(月)15時
 中心位置   南鳥島近海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 25 km/h
 中心気圧   998 hPa
 最大風速   20 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 30 m/s
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台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風18号の名前「コンパス(Kompasu)」は日本が提案した名称で、円を描く文房具が由来のコンパス座という星座から付けられたものです。

台風19号の名前「ナムセーウン(Namtheun)」はラオスが提案した名称で、川の名前が由来です。

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