気象衛星アニメーション動画でみる台風16号
9月25日から今日15時までの気象衛星画像を、アニメーション動画で振り返ります。
台風は9月25日(土)頃以降に急速に発達し、気象庁による解析(速報値)では、最盛期の26〜27日頃には気圧は920hPaにまで低下し、中心付近の最大風速55m/sの猛烈な勢力になりました。衛星画像でも、小さく引き締まった「台風の目」が見えています。
その後、中心付近の壁雲の入れ替わりを経て、大きく緩い台風の目が出現し、中心付近の構造が明瞭なまま本州の南に近づいてくる様子がわかります。
今日1日(金)の昼頃からは台風の目が不明瞭になってくる様子がわかります。進路上の海水温の低下、乾燥空気の影響や、台風を移動させる上空の風が徐々に強まったことで「鉛直シア(≒上空と地上の風速の差)」が大きくなっていることで、勢力を落とし始めたとみられます。
その後、中心付近の壁雲の入れ替わりを経て、大きく緩い台風の目が出現し、中心付近の構造が明瞭なまま本州の南に近づいてくる様子がわかります。
今日1日(金)の昼頃からは台風の目が不明瞭になってくる様子がわかります。進路上の海水温の低下、乾燥空気の影響や、台風を移動させる上空の風が徐々に強まったことで「鉛直シア(≒上空と地上の風速の差)」が大きくなっていることで、勢力を落とし始めたとみられます。
雨がやんだ後も土砂災害等に警戒を
伊豆諸島や千葉県の外房では、台風の接近により250mm前後の雨が降ったところがあるとみられます。地盤が緩んで土砂災害の危険度が高まっている可能性があるため、雨がやんだ後もしばらくは危険な場所に近づかないようにしてください。
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