■北海道(※シラカバ花粉)
夏は雄花の生育に好条件、2021年の約1.8倍
2021年夏は高気圧に覆われる日が多く、平年と比べてよく晴れて、気温も高くなりました。
また、2021年春のシラカバ花粉の飛散量は少なかったため、2022年春は「表年」になると考えられます。
夏の天候とここ数年の飛散傾向から、2022年春のシラカバ花粉の飛散量は平年の140%、2021年の178%と増加する予想です。2021年よりも症状が重くなるおそれがあるため、対策は早めにしっかりと行ってください。
2021年比 平年比
北海道 178% 140%
また、2021年春のシラカバ花粉の飛散量は少なかったため、2022年春は「表年」になると考えられます。
夏の天候とここ数年の飛散傾向から、2022年春のシラカバ花粉の飛散量は平年の140%、2021年の178%と増加する予想です。2021年よりも症状が重くなるおそれがあるため、対策は早めにしっかりと行ってください。
2021年比 平年比
北海道 178% 140%
■東北北部
夏は雄花の生育に好条件、2021年よりやや増加
2021年夏は前線や低気圧、台風の影響を受けた時期があったものの、平年と比べると日照時間は日本海側を中心に多くなり、気温も高くなりました。
2021年の花粉の飛散量は前年とほぼ同じレベルでした。2021年夏の天候は雄花の生育に適していたため、2022年の飛散量は前年を上回ると見ています。
2022年春の花粉飛散量は平年の100~110%、2021年の115~138%になる予想です。2021年よりも飛散量がやや増えるため、症状も重く
なるおそれがあります。対策はしっかりと行ってください。
2021年比 平年比
青森 124% 100%
岩手 138% 110%
秋田 115% 102%
なお、東北北部で春に多く飛散するのはスギ花粉で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。
2021年の花粉の飛散量は前年とほぼ同じレベルでした。2021年夏の天候は雄花の生育に適していたため、2022年の飛散量は前年を上回ると見ています。
2022年春の花粉飛散量は平年の100~110%、2021年の115~138%になる予想です。2021年よりも飛散量がやや増えるため、症状も重く
なるおそれがあります。対策はしっかりと行ってください。
2021年比 平年比
青森 124% 100%
岩手 138% 110%
秋田 115% 102%
なお、東北北部で春に多く飛散するのはスギ花粉で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。
■東北南部
夏は雄花の生育に好条件、裏年でも2021年並の予想
2021年夏は前線や低気圧、台風の影響を受けた時期があったものの、平年と比べると日照時間は日本海側を中心に多くなり、気温も高くなりました。
2021年春の花粉飛散量は2020年春から2倍以上に増えていることから、2022年は「裏年」になる傾向と予想されます。
夏の天候とここ数年の飛散傾向から、2022年春の花粉飛散量は平年の87~119%、2021年の77~105%になる予想です。夏の天候が雄花の生育に適していた山形県では 2021年とほぼ同程度となる一方で、太平洋側の宮城県や福島県では 2021年からやや減少する予想です。各地で前年に比べて大幅に減る状況ではないため、いつも通りの対策が必要です。
2021年比 平年比
宮城 77% 90%
山形 105% 119%
福島 79% 87%
なお、東北南部で春に多く飛散するのはスギ花粉で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。
2021年春の花粉飛散量は2020年春から2倍以上に増えていることから、2022年は「裏年」になる傾向と予想されます。
夏の天候とここ数年の飛散傾向から、2022年春の花粉飛散量は平年の87~119%、2021年の77~105%になる予想です。夏の天候が雄花の生育に適していた山形県では 2021年とほぼ同程度となる一方で、太平洋側の宮城県や福島県では 2021年からやや減少する予想です。各地で前年に比べて大幅に減る状況ではないため、いつも通りの対策が必要です。
2021年比 平年比
宮城 77% 90%
山形 105% 119%
福島 79% 87%
なお、東北南部で春に多く飛散するのはスギ花粉で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。