台風14号は中国の上海付近でしばらく停滞します。ただ、週後半になると再始動し、東寄りに進路をとる見込みです。

台風は17日(金)頃に朝鮮半島南岸付近を通過し、温帯低気圧に変わりながら日本海を東寄りに進んで、18日(土)頃に北日本方面に進む可能性があります。低気圧からのびる前線が北日本から西日本を通過し、広範囲で雨が降る見込みです。

低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲は発達します。各地で強雨に注意が必要です。特に、低気圧が通過する可能性がある北日本や北陸は、荒れた天気となるおそれがあります。大雨による被害の発生に注意してください。

台風は温帯低気圧に性質を変えるものの、発達しながら日本海を進む予想で、全国的に風が強まるおそれがあります。

特に、低気圧に近い北日本や北陸は暴風となるおそれがあり、警戒が必要です。関東も18日(土)頃は南寄りの風が強まって、交通機関に影響が出る可能性があります。

台風や低気圧の進路・勢力によって雨や風の強さ、影響が出る範囲が変わるため、こまめに最新の情報を確認するようにしてください。
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