気象衛星ひまわり8号の雲画像を見ると、日本のはるか南の海上に2つの雲の渦が確認できます。気象庁は6日(月)3時の時点で、熱帯低気圧と解析しました。
周辺の海面水温は29~30℃と高くなっており、上空の風の条件などが揃えば、発達してもおかしくありません。2つの熱帯低気圧が相互に影響するため予測は難しいものの、今週中に台風発生の可能性もあります。
周辺の海面水温は29~30℃と高くなっており、上空の風の条件などが揃えば、発達してもおかしくありません。2つの熱帯低気圧が相互に影響するため予測は難しいものの、今週中に台風発生の可能性もあります。
今週は熱帯低気圧の動向に要注意
今週後半は太平洋高気圧の西への張り出しが弱まる予想で、熱帯低気圧が発達して台風になった場合は、縁を沿うような形で北上するおそれがあります。
世界各国のコンピューターシミュレーションの計算結果では、台風まで発達させて日本列島に近づける予測が増えつつある状況です。
9月は1年の中でも最も台風の影響を受けやすいシーズンでもあります。最新の情報をこまめに確認し、影響する可能性が高まってきたらすぐに対策を取れるようにしてください。
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世界各国のコンピューターシミュレーションの計算結果では、台風まで発達させて日本列島に近づける予測が増えつつある状況です。
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参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構