佐賀県で降りはじめからの雨量が900mmを超える
秋雨前線に沿うように西日本から東日本の広範囲に雨雲が広がっていて、雨雲の非常に発達している所があります。10時までの1時間の雨量は長崎県西海市で39.5mm、滋賀県近江八幡市で53.0mm、神奈川県山北町・丹沢湖で22.0mmを観測しました。
11日(水)の降りはじめからの雨量が最も多い、佐賀県嬉野市は942.0mmに達しています。これは8月1か月に降る雨量の3倍以上にあたる大雨です。そのほか、長崎県雲仙市・雲仙岳で862.5mm、佐賀市で771.5mm、福岡県久留米市で720.0mmなど、九州北部で特に雨量が多くなっています。
» 浸水被害リスク予測〔無料〕
11日(水)の降りはじめからの雨量が最も多い、佐賀県嬉野市は942.0mmに達しています。これは8月1か月に降る雨量の3倍以上にあたる大雨です。そのほか、長崎県雲仙市・雲仙岳で862.5mm、佐賀市で771.5mm、福岡県久留米市で720.0mmなど、九州北部で特に雨量が多くなっています。
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午後にかけて断続的に激しい雨が続く
今日の日中は秋雨前線が本州付近にほとんど停滞する予想となっています。多少、南北への動きはあるものの、同じような所を次々と発達した雨雲が通過する見込みです。
1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降ることもあり、大規模な土砂災害の発生や、新たな河川氾濫が起きてもおかしくありません。また、都市部では短時間の雨によって道路が冠水することもありますので、出来るだけ外出は避け、安全な場所ですごすようにしてください。
» 線状降水帯発生状況・気象予報士解説〔有料〕
1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降ることもあり、大規模な土砂災害の発生や、新たな河川氾濫が起きてもおかしくありません。また、都市部では短時間の雨によって道路が冠水することもありますので、出来るだけ外出は避け、安全な場所ですごすようにしてください。
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週明けまで雨が続き豪雨災害の拡大に厳重警戒
明日15日(日)は前線が本州の南に南下するため、九州北部や中国地方などの雨は一時的に小康状態となる見込みです。ただ、週明けの16日(月)以降は再び前線の北上が予想されます。
今後新たに降る17日(火)夜までの雨量は、西日本から東日本の広い範囲で200mm以上、九州や四国、東海などの多い所では300mmを超える予想となっています。降り始めからの総雨量は1000mmを超える所がある見込みです。すでに災害が発生している上に、これだけの雨が降りますので被害の拡大に最大限の警戒が必要です。
九州の一部では2018年に発生した、いわゆる「西日本豪雨」を上回る大雨になっており、大規模な災害が複数の地域で発生することが懸念されます。
最新の気象情報や、自治体からの避難情報を小まめに確認し、逃げ遅れる前に危険な場所から避難が出来るように心構えを高めるようにしてください。「自分は大丈夫」という心理が働きやすくなるため、避難の際は周囲の人とも声を掛け合い、遠方に住む家族などにも避難を呼びかけるなども有効です。また、避難の際に新型コロナ対策用品もまとめておくと良さそうです。
このほか、電車の運休や道路の通行止めなど、交通機関に大きな影響の出るおそれもあります。社会的な影響が大きくなる懸念があるため、様々な影響を想定しておいてください。
» 27時間先までの雨雲レーダーをアプリで見る
今後新たに降る17日(火)夜までの雨量は、西日本から東日本の広い範囲で200mm以上、九州や四国、東海などの多い所では300mmを超える予想となっています。降り始めからの総雨量は1000mmを超える所がある見込みです。すでに災害が発生している上に、これだけの雨が降りますので被害の拡大に最大限の警戒が必要です。
九州の一部では2018年に発生した、いわゆる「西日本豪雨」を上回る大雨になっており、大規模な災害が複数の地域で発生することが懸念されます。
最新の気象情報や、自治体からの避難情報を小まめに確認し、逃げ遅れる前に危険な場所から避難が出来るように心構えを高めるようにしてください。「自分は大丈夫」という心理が働きやすくなるため、避難の際は周囲の人とも声を掛け合い、遠方に住む家族などにも避難を呼びかけるなども有効です。また、避難の際に新型コロナ対策用品もまとめておくと良さそうです。
このほか、電車の運休や道路の通行止めなど、交通機関に大きな影響の出るおそれもあります。社会的な影響が大きくなる懸念があるため、様々な影響を想定しておいてください。
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参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
珈琲右衛門さん
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