長崎県で降りはじめからの雨量が800mmを超える
九州から近畿、東海にかけて秋雨前線に沿うように活溌な雨雲の帯が伸び、激しい雨の降っている所があります。18時までの1時間には福岡県宗像市で32.5mm、広島県東広島市・志和で42.0mm、京都府京田辺市で34.5mm、岐阜県美濃市で31.0mmを観測しました。
11日(水)の降りはじめからの雨量が最も多い、長崎県雲仙市・雲仙岳は815.5mmと800mmを超えました。そのほか、長崎県島原市や福岡県大牟田市、佐賀県佐賀市など広い範囲で500mm以上の記録的な大雨です。
明日14日(土)の朝も西日本から東日本の広い範囲で強い雨が予想され、さらに雨量は増える見込みです。
» 浸水被害リスク予測〔無料〕
11日(水)の降りはじめからの雨量が最も多い、長崎県雲仙市・雲仙岳は815.5mmと800mmを超えました。そのほか、長崎県島原市や福岡県大牟田市、佐賀県佐賀市など広い範囲で500mm以上の記録的な大雨です。
明日14日(土)の朝も西日本から東日本の広い範囲で強い雨が予想され、さらに雨量は増える見込みです。
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来週にかけ長引く 豪雨災害に厳重警戒
明日14日(土)までが一つの大雨の山で15日(日)は前線が本州の南に南下するため、雨が落ち着く予想です。このタイミングで改めて備えの確認や避難の検討などを行ってください。週明け16日(月)からは前線が再び本州に北上し、雨が激しくなる見通しです。
17日(火)朝までに予想される雨量は、九州北部や四国、東海などで300mm以上、局地的には500mm以上に達します。降り始めからの総雨量は多いところで1000mmを超えるおそれがあります。
関東北部から東北南部も200mm以上の雨が降る見込みで、災害への備えが必要です。湿った空気や風向などの条件が重なると「線状降水帯」と呼ばれる危険な雨雲の列が発生し、その場合は局地的に予想を上回るような大雨となる可能性があります。
» 線状降水帯発生状況・気象予報士解説〔有料〕
17日(火)朝までに予想される雨量は、九州北部や四国、東海などで300mm以上、局地的には500mm以上に達します。降り始めからの総雨量は多いところで1000mmを超えるおそれがあります。
関東北部から東北南部も200mm以上の雨が降る見込みで、災害への備えが必要です。湿った空気や風向などの条件が重なると「線状降水帯」と呼ばれる危険な雨雲の列が発生し、その場合は局地的に予想を上回るような大雨となる可能性があります。
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広範囲での重大な災害発生に最大限の警戒を
各地で想定されている治水、治山などの対策の限界を超えてくる可能性があるため、2018年に発生した、いわゆる「西日本豪雨」などのような大規模な災害が複数の地域で発生することが懸念されます。
最新の気象情報や、自治体からの避難情報を小まめに確認し、逃げ遅れる前に危険な場所から避難が出来るように心構えを高めるようにしてください。「自分は大丈夫」という心理が働きやすくなるため、避難の際は周囲の人とも声を掛け合い、遠方に住む家族などにも避難を呼びかけるなども有効です。また、避難の際に新型コロナ対策用品もまとめておくと良さそうです。
このほか、電車の運休や道路の通行止めなど、交通機関に大きな影響の出るおそれもあります。社会的な影響が大きくなる懸念があるため、様々な影響を想定しておいてください。
» 27時間先までの雨雲レーダーをアプリで見る
最新の気象情報や、自治体からの避難情報を小まめに確認し、逃げ遅れる前に危険な場所から避難が出来るように心構えを高めるようにしてください。「自分は大丈夫」という心理が働きやすくなるため、避難の際は周囲の人とも声を掛け合い、遠方に住む家族などにも避難を呼びかけるなども有効です。また、避難の際に新型コロナ対策用品もまとめておくと良さそうです。
このほか、電車の運休や道路の通行止めなど、交通機関に大きな影響の出るおそれもあります。社会的な影響が大きくなる懸念があるため、様々な影響を想定しておいてください。
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参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
熊本県人吉市の空さん
熊本県人吉市の空さん