台風9号（ルピート）は温帯低気圧の性質に変わる過程で発達しつつあります。台風の中心付近よりも、それを取り巻く雲が発達していて、広島県西部や島根県などで大雨となっています。

9日(月)7時現在、島根県浜田市では1時間に35.5mmの激しい雨を観測しています。島根県内を中心に土砂災害の危険度が高くなっているため、崖の近くなど土砂災害の発生しやすい地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難指示などの情報に注意してください。
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一方で、台風の中心から遠く離れた愛知県内でも激しい雨を観測しています。

愛知県新城市の作手では7時までの1時間に41.0mmの激しい雨を観測しました。豊橋でも1時間に40.0mmの激しい雨を観測しています。

台風が温帯低気圧に変化すると、風雨の強い範囲が中心から離れた所にも広がるという特徴があります。近畿や東海、関東などでも雨や風が強まる可能性があるため十分注意してください。
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