今夜には九州に上陸する予想
台風9号(ルピート)は、8日(日)18時現在、鹿児島県薩摩川内市の南西の海上を北東に進んでいます。
台風の中心はまだ離れているものの、暖かく湿った空気が流れ込むことで雨雲が発達し、19時までの1時間には宮崎県西米良村・西米良で79.0mmの非常に激しい雨が降りました。
台風はこの後も北上を続けて九州に接近し、今夜には上陸する予想です。明日9日(月)には日本海に抜けて、次第に温帯低気圧へと性質を変える見込みです。
▼台風9号 8月8日(日)18時
存在地域 薩摩川内市の南西約130km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北東 35 km/h
中心気圧 990 hPa
最大風速 20 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 30 m/s
>> 最新の台風情報
台風の中心はまだ離れているものの、暖かく湿った空気が流れ込むことで雨雲が発達し、19時までの1時間には宮崎県西米良村・西米良で79.0mmの非常に激しい雨が降りました。
台風はこの後も北上を続けて九州に接近し、今夜には上陸する予想です。明日9日(月)には日本海に抜けて、次第に温帯低気圧へと性質を変える見込みです。
▼台風9号 8月8日(日)18時
存在地域 薩摩川内市の南西約130km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北東 35 km/h
中心気圧 990 hPa
最大風速 20 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 30 m/s
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中心から離れた所でも激しい雨のおそれ
九州や中国地方などは台風が接近、通過する今夜から明日9日(月)の朝が雨のピークで、局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれがあります。
また、台風の進路から離れている近畿から東海にかけても、「アウターバンド」と呼ばれる活発な雨雲の帯が通過する明日朝を中心に激しい雨が降る見込みです。道路冠水や中小河川の急な増水、土砂災害などに警戒が必要です。
台風に向かって吹き込む風が強いため、沿岸部を中心に横殴りの雨になりますので、無理な外出は避けるようにしてください。
>>台風9号による各地への詳しい影響予測(会員メニュー)
また、台風の進路から離れている近畿から東海にかけても、「アウターバンド」と呼ばれる活発な雨雲の帯が通過する明日朝を中心に激しい雨が降る見込みです。道路冠水や中小河川の急な増水、土砂災害などに警戒が必要です。
台風に向かって吹き込む風が強いため、沿岸部を中心に横殴りの雨になりますので、無理な外出は避けるようにしてください。
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日本海の海面水温は非常に高い
台風9号は明日9日(月)には日本海に抜けて次第に温帯低気圧に変わる見込みです。7月後半から高気圧が張り出したことで、日本海の海面水温は平年より3~5℃も高く、山陰沖や北陸沖などに29℃以上のエリアが分布しています。
海面水温が高いほど水蒸気の供給は多くなり、台風の勢力の維持に寄与します。さらに大陸から流れ込む寒気の影響で温度差が大きくなり、温帯低気圧に変わったあとも発達を続ける見込みです。
海面水温が高いほど水蒸気の供給は多くなり、台風の勢力の維持に寄与します。さらに大陸から流れ込む寒気の影響で温度差が大きくなり、温帯低気圧に変わったあとも発達を続ける見込みです。
温帯低気圧に変わって台風より発達
中心付近の最大瞬間風速は温帯低気圧に変わる明日9日(月)18時で35m/sと、台風である現在よりも強まる予想です。10日(火)にかけてより発達し、低気圧が近づく北日本では外出が危険になるような暴風雨になるおそれがあります。
関東でも9日(月)~10日(火)にかけて風が強まり、電車など交通機関に乱れる可能性があります。
台風から温帯低気圧に変わっても全く油断は出来ません。最新の情報を確認してください。
>> 最新の台風情報をアプリで見る
関東でも9日(月)~10日(火)にかけて風が強まり、電車など交通機関に乱れる可能性があります。
台風から温帯低気圧に変わっても全く油断は出来ません。最新の情報を確認してください。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風9号の名前「ルピート(Lupit)」はフィリピンが提案した名称で、「冷酷な」という意味の言葉からとられています。
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台風9号の名前「ルピート(Lupit)」はフィリピンが提案した名称で、「冷酷な」という意味の言葉からとられています。
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