台風8号は6時現在で千葉県銚子市の南東海上にあって、若干勢力を強めています。台風の中心から離れた所に活発な雨雲の帯が形成されており、6時20分までの1時間には埼玉県越谷市で14.0mm、東京都世田谷区で6.5mmの雨を観測しました。

大きく分けて2本の活発な雨雲の帯が見られ台風の回転に合わせて西に移動しています。レーダー画像の解析では局地的に10分間に10mm前後（1時間換算では50mm以上）と土砂降りの雨になっていると見られます。

沿岸部では風も強く、最大瞬間風速は千葉県銚子市で25.8m/s、東京都大田区・羽田で15.9m/s、神奈川県横浜市で14.3m/sを観測。道路が大規模に冠水するような激しい雨ではないものの、風が加わって横殴りになりますので、南関東で雨のピークになる朝の外出時は注意が必要です。
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この後、台風8号は進路を北よりにかけて、今夜から明日28日(水)の未明にかけて東北南部に進む可能性が高くなっています。東京など南関東は午後にかけて雨の降りやすい状況が続くものの、それほど強くは降らない見込みです。

一方で台風の進路に近い茨城県など北関東は、中心が近づく夜になると再び雨が強まります。局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨が降り、今よりも荒れた天気です。夜遅い時間帯は風雨ともに強まって、傘が差し辛い状況になるため、早めに帰宅するようにしてください。
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