来週前半に本州接近のおそれ
日本のはるか南海上は対流活動が活発になっており、南鳥島近海で9時に熱帯低気圧が解析されました。気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達するとしています。
台風になった後はしばらく北上し、次第に進路を西よりに変えて、来週前半の27日(火)頃には本州にかなり近づく見込みです。足早に進んでくるため勢力はそれほど強まらない予想ですが、予報円が非常に大きく進路に不確実性が高いことを示しています。
台風になった後はしばらく北上し、次第に進路を西よりに変えて、来週前半の27日(火)頃には本州にかなり近づく見込みです。足早に進んでくるため勢力はそれほど強まらない予想ですが、予報円が非常に大きく進路に不確実性が高いことを示しています。
高気圧や寒冷渦の影響で進路の不確実性高い
日本の東海上から北日本、日本海にかけて夏の高気圧が勢力を広げています。台風はしばらく高気圧の縁を沿うように北上し、その後は北の高気圧に阻まれる形で、西よりに進路を変えると見られます。
また、寒冷渦と呼ばれる上空に寒気を伴った低気圧が本州の沖を南下します。寒冷渦と台風が相互に影響し合うことも、西に進路を変える要因のひとつです。
このため、現時点では台風の進路に不確実性が高く、世界各国のコンピューターシミュレーションの計算結果でも、接近地点は東北から関東までの広範囲に及んでいます。いずれの進路を進んだ場合でも、日本に何らかの影響を与えると見られるため、今後の情報をこまめにご確認ください。
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また、寒冷渦と呼ばれる上空に寒気を伴った低気圧が本州の沖を南下します。寒冷渦と台風が相互に影響し合うことも、西に進路を変える要因のひとつです。
このため、現時点では台風の進路に不確実性が高く、世界各国のコンピューターシミュレーションの計算結果でも、接近地点は東北から関東までの広範囲に及んでいます。いずれの進路を進んだ場合でも、日本に何らかの影響を与えると見られるため、今後の情報をこまめにご確認ください。
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次に台風が出来ると「台風8号」
もし次に台風が発生すると、「台風8号」と呼ばれることになります。7月に入ってから3個めの台風です。
7月の台風発生数の平年値は3.7個ですので、ほぼ平年並みと言えます。夏の台風はジェット気流の影響を受けづらく迷走することが多いため、進路の情報にはいっそうの注意が必要です。
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7月の台風発生数の平年値は3.7個ですので、ほぼ平年並みと言えます。夏の台風はジェット気流の影響を受けづらく迷走することが多いため、進路の情報にはいっそうの注意が必要です。
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