台風20号は未だ暴風域なし

フィリピンの東の海上を進んでいる台風20号(アッサニー)は10月29日(木)夜の発生から60時間が経ちましたが、なかなか発達せず中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は20m/s止まりです。未だに暴風域は伴っていません。
台風19号との気圧変化の違いを見ると、19号は発生直後から急発達し、発生から48時間後には中心気圧915hPaまで発達。一方で20号は発生時の1000hPaからほとんど変化がありません。
台風20号周辺の海面水温は29℃以上と十分に高いものの、台風19号が発達した影響で風の条件が整わなく(鉛直シアが大きく)なり、なかなか発達しないと考えられます。
台風19号との気圧変化の違いを見ると、19号は発生直後から急発達し、発生から48時間後には中心気圧915hPaまで発達。一方で20号は発生時の1000hPaからほとんど変化がありません。
台風20号周辺の海面水温は29℃以上と十分に高いものの、台風19号が発達した影響で風の条件が整わなく(鉛直シアが大きく)なり、なかなか発達しないと考えられます。
台風20号 今後は発達する予想

ただ、今後は台風19号の衰弱に伴って、発達しやすい環境に変化し、次第に勢力を強める見込みです。5日(木)には強い勢力まで発達して、フィリピン・ルソン島の北部に接近する予想となっています。
北よりに進んだ場合は、先島諸島を中心とした沖縄に間接的な影響が出てくる可能性がありますので、念のため今後の進路に注意をしてください。
▼台風20号 11月1日(日)15時
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 西北西 30 km/h
中心気圧 998 hPa
最大風速 18 m/s
最大瞬間風速 25 m/s
» GPS検索 ピンポイント予報
北よりに進んだ場合は、先島諸島を中心とした沖縄に間接的な影響が出てくる可能性がありますので、念のため今後の進路に注意をしてください。
▼台風20号 11月1日(日)15時
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 西北西 30 km/h
中心気圧 998 hPa
最大風速 18 m/s
最大瞬間風速 25 m/s
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風19号の名前「コーニー (Goni / 고니)」は韓国が提案した名称で、白鳥(コハクチョウ)のことを意味する韓国語からとられています。
台風20号の名前「アッサニー (Atsani)」はタイが提案した名称で、雷のことを意味する言葉です。
>>ウェザーニュース 台風情報
台風19号の名前「コーニー (Goni / 고니)」は韓国が提案した名称で、白鳥(コハクチョウ)のことを意味する韓国語からとられています。
台風20号の名前「アッサニー (Atsani)」はタイが提案した名称で、雷のことを意味する言葉です。
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