台風が4つ連続で南シナ海を西進
今月これまでに発生した台風は、南シナ海を西に進む進路をとったものが多く、台風15号、16号、17号、18号に続いて、今回の19号も同様の進路を取る見込みです。なお、16号の後を追うように進んだ別の熱帯低気圧も同様の進路を取っていました。
台風がこのような進路をとるのは太平洋高気圧の偏りが影響しているものとみられます。夏の日本を覆う太平洋高気圧は既に本州の南へ離れていますが、今年は平年よりも西方向に大きく張り出している状況で、フィリピン付近で発生した台風が北上しにくくなっています。そしてこの太平洋高気圧の周囲の風の流れに乗って、フィリピン付近の緯度のまま西に進むことが多いというわけです。
こうした状況は11月にかけても続く見込みで、台風が発生しても日本には接近しにくいとみられます。一方で、10月上旬からたびたび大雨に見舞われているベトナムなどは台風の影響を受けやすい状況が続き、被害の拡大が懸念されます。
台風がこのような進路をとるのは太平洋高気圧の偏りが影響しているものとみられます。夏の日本を覆う太平洋高気圧は既に本州の南へ離れていますが、今年は平年よりも西方向に大きく張り出している状況で、フィリピン付近で発生した台風が北上しにくくなっています。そしてこの太平洋高気圧の周囲の風の流れに乗って、フィリピン付近の緯度のまま西に進むことが多いというわけです。
こうした状況は11月にかけても続く見込みで、台風が発生しても日本には接近しにくいとみられます。一方で、10月上旬からたびたび大雨に見舞われているベトナムなどは台風の影響を受けやすい状況が続き、被害の拡大が懸念されます。
10月に入って6つ目の台風発生
今回の台風19号は今年10月に入ってから6つ目に発生した台風です。10月の台風発生数の平年値は3.6個なので、平年より多いといえます。
10月に6つ以上の台風が発生するのは2013年以来で7年ぶりになります。
>>GPS検索 ピンポイント予報
10月に6つ以上の台風が発生するのは2013年以来で7年ぶりになります。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風19号の名前「コーニー (Goni / 고니)」は韓国が提案した名称で、白鳥(コハクチョウ)のことを意味する韓国語からとられています。
>>ウェザーニュース 台風情報
台風19号の名前「コーニー (Goni / 고니)」は韓国が提案した名称で、白鳥(コハクチョウ)のことを意味する韓国語からとられています。
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