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台風18号(モラヴェ)発生 10月に5つ以上発生は7年ぶり

2020/10/25 05:12 ウェザーニュース

10月25日(日)3時、フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧が台風18号(モラヴェ )になりました。

今月5つ目の台風発生で、10月の発生数としては7年ぶりの多さとなります。

台風18号は明日にかけてフィリピン付近を通過したあと南シナ海に進むため、日本への影響はありません。

▼台風18号 10月25日(日)3時
 存在地域   フィリピンの東
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西 25 km/h
 中心気圧   1000 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s
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台風が4つ連続で南シナ海を西進

今月中旬の気圧配置(概略)
今月発生した台風は、南シナ海を西に進む進路をとったものが多く、台風15号、16号、17号に続いて、今回の18号も同様の進路を取る見込みです。なお、16号の後を追うように進んだ別の熱帯低気圧も同様の進路を取っていました。

台風がこのような進路をとるのは太平洋高気圧の偏りが影響しているものとみられます。夏の日本を覆う太平洋高気圧は既に本州の南へ離れていますが、今年は平年よりも西方向に大きく張り出している状況で、フィリピン付近で発生した台風が北上しにくくなっています。そして、太平洋高気圧の周囲の風の流れに乗って、フィリピン付近の緯度のまま西に進むことが多いというわけです。

こうした状況は11月にかけても続く見込みで、台風が発生しても日本には接近しにくいとみられます。一方で、10月上旬からたびたび大雨に見舞われているベトナムなどは台風の影響を受けやすい状況が続き、被害の拡大が懸念されます。

10月に入って5つ目の台風発生

平年の台風発生数
今回の台風18号は今年10月に入ってから5つ目に発生した台風です。10月の台風発生数の平年値は3.6個なので、平年より多いといえます。

10月に5つ以上の台風が発生するのは2013年以来で7年ぶりになります。
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台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風18号の名前「モラヴェ (Molave)」はフィリピンが提案した名称で、木の名前からとられています。
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