東に進路変えた後もスピードは上がらず
台風14号は、今夜から明日8日(木)にかけて大東島地方に接近する予想で、その後、九州の南海上で向きを徐々に東寄りに変える見込みです。
9日(金)までの予報円はそれほど大きくありませんが、進路を東に変えた後の予報が大きくなっています。
これは進む速度の予測が難しくなっているためです。
例年、秋に接近する台風は強い西よりの風、ジェット気流に乗って早い速度で日本付近を北上していきます。
しかし、現在はジェット気流が北日本上空を流れているため、台風はスピードをあげられない見込みです。
さらに、上空の気圧の谷がポイントで、台風の北上と気圧の谷の通過タイミングがずれると、より速度が遅くなる可能性があります。
9日(金)までの予報円はそれほど大きくありませんが、進路を東に変えた後の予報が大きくなっています。
これは進む速度の予測が難しくなっているためです。
例年、秋に接近する台風は強い西よりの風、ジェット気流に乗って早い速度で日本付近を北上していきます。
しかし、現在はジェット気流が北日本上空を流れているため、台風はスピードをあげられない見込みです。
さらに、上空の気圧の谷がポイントで、台風の北上と気圧の谷の通過タイミングがずれると、より速度が遅くなる可能性があります。
陸地に近づくかは高気圧がカギ
陸地にどの程度近づくかについては、東日本接近の頃にはまだ予測に幅があると見ています。
日本の南東海上に中心を持つ太平洋高気圧が北に勢力を拡大すれば陸地に近い所を通り、西日本、東日本の太平洋沿岸部では雨に加えて風も強まるおそれがあります。
一方、高気圧の勢力が弱まると、台風は陸地から離れて通り、特に風による影響は少なくなる見込みです。
日本の南東海上に中心を持つ太平洋高気圧が北に勢力を拡大すれば陸地に近い所を通り、西日本、東日本の太平洋沿岸部では雨に加えて風も強まるおそれがあります。
一方、高気圧の勢力が弱まると、台風は陸地から離れて通り、特に風による影響は少なくなる見込みです。
今後の予報円の変化に注目
引き続き11日(日)9時や12日(月)9時の予報円の直径は1000km以上と大きいままです。台風が北よりに進路を変える9日(金)頃までにはかなり進路が絞られてくると想定されます。
予報円の大きさに変化があるかが今後の大きな注目点です。
>>台風14号の詳しい進路予想〔会員メニュー〕
予報円の大きさに変化があるかが今後の大きな注目点です。
>>台風14号の詳しい進路予想〔会員メニュー〕