今夜は外出危険 安全な屋内で休息を
台風9号は明日明け方にかけてが暴風のピークになり、島嶼部や沿岸部を中心に50m/s近い暴風が吹くおそれがあります。また、台風の中心から離れた場所でも、豊後水道など地形の影響を受ける地域では局地的に暴風となるので、警戒が必要です。頑丈な建物の窓から離れた場所で過ごすようにしてください。
西日本では明日3日(木)にかけて大雨となるところがあり、多いところでは総雨量が200mm前後に達するおそれがあります。台風の中心に近い長崎県の五島列島・対馬周辺や、西日本の太平洋側で雨の強まる所が多い見込みです。土砂災害や低地の浸水などに警戒をしてください。
» 台風10号による各地への詳しい影響予測
西日本では明日3日(木)にかけて大雨となるところがあり、多いところでは総雨量が200mm前後に達するおそれがあります。台風の中心に近い長崎県の五島列島・対馬周辺や、西日本の太平洋側で雨の強まる所が多い見込みです。土砂災害や低地の浸水などに警戒をしてください。
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台風9号は明日朝鮮半島へ 台風10号は猛発達し週末九州接近
台風9号は明日明け方には朝鮮半島に達し、進路を北に変えて足早に日本から離れる見込みです。台風が遠ざかっても湿った空気の影響で西日本や東日本で大雨となるところがあるため、3日(木)は強まる雨に注意してください。
一方21時現在、台風10号(ハイシェン)はマリアナ諸島を西に進みながら発達し、中心付近に風速25m/s以上の暴風域が出現しました。
今後は、海面水温が記録的に暖かいことや上空の風が弱いことなどの影響で猛発達し、5日(土)には台風の中で最高ランクの「猛烈な」勢力になる見込みです。この時点の中心気圧は915hPa、最大瞬間風速は75m/sと予想されています。この際、沖縄県の大東島の至近を通るおそれがあり、これまでに経験したことのないような暴風が吹くおそれがあります。
その後台風10号は北上し、930hPaの「特別警報級」の勢力で九州の西へ進む可能性が高まっています。「伊勢湾台風」や「第二室戸台風」などの歴史的な災害をもたらした台風に匹敵する勢力で接近することが予想されます。最悪のケースを想定して極力早めに台風への備えを行うようにしてください。
» より詳しい解説はこちら
一方21時現在、台風10号(ハイシェン)はマリアナ諸島を西に進みながら発達し、中心付近に風速25m/s以上の暴風域が出現しました。
今後は、海面水温が記録的に暖かいことや上空の風が弱いことなどの影響で猛発達し、5日(土)には台風の中で最高ランクの「猛烈な」勢力になる見込みです。この時点の中心気圧は915hPa、最大瞬間風速は75m/sと予想されています。この際、沖縄県の大東島の至近を通るおそれがあり、これまでに経験したことのないような暴風が吹くおそれがあります。
その後台風10号は北上し、930hPaの「特別警報級」の勢力で九州の西へ進む可能性が高まっています。「伊勢湾台風」や「第二室戸台風」などの歴史的な災害をもたらした台風に匹敵する勢力で接近することが予想されます。最悪のケースを想定して極力早めに台風への備えを行うようにしてください。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風9号の名前「メイサーク(Maysak)」はカンボジアが提案した名称で、木の名前が由来です。
台風10号の名前「ハイシェン(Haishen / 海神)」は中国が提案した名称で、文字通り海の神という意味です。
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台風9号の名前「メイサーク(Maysak)」はカンボジアが提案した名称で、木の名前が由来です。
台風10号の名前「ハイシェン(Haishen / 海神)」は中国が提案した名称で、文字通り海の神という意味です。
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