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熱中症予防に!「手作り経口補水液」のレシピ

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2020/08/14 10:25 ウェザーニュース

東京で4日連続の猛暑日となるなど、今年は8月に入ってから各地で厳しい暑さが続いています。

熱中症は暑さと湿度が大きく関係しており、日本救急医学会熱中症委員会は、熱中症予防には「経口補水液が望ましい」と提唱しています。

医療用に作られた経口補水液

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経口補水液は「飲む点滴」といわれ、水に塩分などの電解質と糖がバランス良く配合されたもので、普通の水に比べ25倍早く吸収できるとされ、身体が失った体液を飲んで補うことができます。

そもそも経口補水液は1970年代から、点滴などの医療機器が不足しがちな発展途上国にて、嘔吐や下痢で苦しむ患者、特に子ども達のために医者でなくとも出来る治療として用いられてきました。

1980年代はじめの普及率はわずか1%でしたが、現在では、最貧国の子どもの脱水症状の約半数が経口補水液によって治療されており、実際に下痢で亡くなる5歳以下の子どもは1980年の年間450万人から150万人に激減しました。

手軽に作れる経口補水液

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経口補水液は、市販されていますが、安価で手軽に作るレシピを大分県津久見市が推奨しています。
ー【手作り経口補水液のレシピ】ーー
・水1L(200ml)
・砂糖40g(8g)
・塩3g(0.6g)

※カッコ内はコップ1杯あたりの量
※お好みでレモン汁やカボス果汁を1Lに対して大さじ1~2杯入れると飲みやすくなります
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ほかにも梅昆布茶、味噌汁などもミネラル、塩分がふくまれているので有効だといわれています。

経口補水液などによる水分、塩分の補給は「のどの渇きを感じる前に」「少量ずつこまめに摂る」ことが大切ですが、さらに心得としては、温度を変えない、凍らせないなどがあります。

また心臓、肝臓、血圧などの疾患で塩分の摂取を制限している人は医師などの指示に従ってください。
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参考資料など

WHO「Reducing deaths from diarrhoea through oral rehydration therapy Cesar G. Victora,1 Jennifer Bryce,2 Olivier Fontaine,3 & Roeland Monasch4」、ユニセフ「各国からのレポート1シエラレオネ」、大塚製薬HP(https://www.otsuka.co.jp/)、大分県津久見市「管理栄養士だより(1)『暑い夏は経口補水液で乗り切ろう』」