梅雨前線周辺に加えて、湿った空気の流入によって活発な雨雲のラインがいくつも形成され、四国から関東では局地的に雨が強まっています。

10時30分までの1時間に岐阜県下呂市・萩原で25.5mm、三重県大紀町・藤坂峠で21.0mmの強い雨を観測。昨日から断続的に激しい雨が降っている四国や近畿、東海の一部では24時間雨量が200mmを超えました。
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これから明日にかけて梅雨前線はほとんど停滞するため、同じような地域で強い雨の降りやすい状況が続きます。25日(土)昼から26日(日)夜までの36時間に予想される雨の量は、紀伊半島や岐阜、静岡の山沿いの多い所で300mmを上回り、四国東部でも200mmに達する所がある見込みです。線状降水帯が形成された場合は、1時間に80mmを上回るような短時間の猛烈な雨になる可能性もあります。

これまでの雨に加えて、さらに大雨となるため土砂災害の危険性が非常に高まり、河川の増水や氾濫の危険性が増すと考えられます。少なくとも明日26日(日)いっぱい、梅雨前線の動きによっては週明け27日(月)まで厳重な警戒が必要です。
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